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【水素】日本空港ビルデングや川崎市など6者、羽田空港や周辺地域で水素利活用調査を実施

2022.11.08 トピック


 2022年10月27日、日本空港ビルデング株式会社(以下、「日本空港ビルデング」)、空港施設株式会社(以下、「空港施設」)、ENEOS株式会社(以下、「ENEOS」)、大田区、川崎市、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社(以下、「デロイト トーマツ コンサルティング」)の6者は共同で東京国際空港(以下、「羽田空港」)および周辺地域におけるCO2フリー水素利活用モデル構築に向けた調査事業を行うことを発表した。

 調査では、川崎臨海部の基地に輸入するCO2フリー水素を羽田空港やその周辺地域に供給することを想定して、当該地域での水素エネルギーの潜在的な需要を把握する。加えて、供給方法や設備の導入方針を整理して経済性や温室効果ガス削減効果の検証まで行う。調査期間は2022年10月から2023年9月までの予定。

 羽田空港施設内の電気や熱、GSE車両(航空機地上支援車両)への水素利活用についての調査は日本空港ビルデングや空港施設が行い、大田区や川崎市は羽田空港の周辺地域における水素需要の調査を進める。ENEOSはCO2フリー水素の製造・輸送・供給の事業モデル構築や水素の需給バランスについて検討を行う。デロイト トーマツ コンサルティングはプロジェクト管理や水素利活用に伴う経済性や温室効果ガス削減効果の検証などを行う。

 当該調査は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発」の「水素製造・利活用ポテンシャル調査」として採択されている。

*アイキャッチ UnsplashMarcus Ngが撮影した写真

【情報ソース】
官民6者連携による羽田空港及び周辺地域における水素活用の調査を行います!~NEDO事業によるCO2フリー水素利活用モデル調査~(*PDFファイルが開きます、108KB)、2022年10月27日、日本空港ビルデング株式会社(*空港施設株式会社、ENEOS株式会社、大田区、川崎市、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社との共同リリース)

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