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【開発】関西電力など、英独間の送電事業「ノイコネクト英独連系線」プロジェクトで融資契約締結、工事着工へ

2022.07.24 事業参画・売買レポート


 2022年7月22日、関西電力株式会社(以下、「関西電力」)はイギリスとドイツを結ぶ国際連系送電線プロジェクト「ノイコネクト(NeuConnect)英独連系線」(以下、「当該事業」)に係わる融資契約を締結したことを発表した。

 当該事業はイギリス東部とドイツ北部を結ぶ超高圧直流連系送電システムを構築し、両国間で電力を融通する送電事業だ。設備は陸上および海底ケーブルと両端の交直変換所で構成されており、送電線延長は約725km、送電容量は140万kWとなっている。総工費は24億ポンド(約4,000億円)。今後、本格工事に着工し、2028年の運転開始を目指す。

 事業会社はノイコネクトブリテン社やノイコネクトジャーマン社などで、関西電力は子会社のケーピック・ネザーランド社を通じて、2018年2月にノイコネクトブリテン社に出資参画している。事業会社の株主は、メリディアン(53.5%)、アリアンツキャピタルパートナーズグループ(26.2%)、関西電力グループ(18.3%)、グリーンエイジパワーグループ(2.0%)(*カッコ内の数字は各社の出資比率)。

*アイキャッチ Photo by Ibrahim Rifath on Unsplash 

【情報ソース】
国際連係送電事業の融資契約締結~「ノイコネクト英独連系線」プロジェクト~(*PDFファイルが開きます、364KB)、2022年7月22日、関西電力株式会社

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