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【開発】三菱商事と中部電力、英国海底送電事業の優先交渉権を取得/ホーンシー・ワン洋上風力発電所(発電容量121.8万kW)向け

2020.03.01 事業参画・売買レポート


 2020年02月27日、三菱商事株式会社(以下、「三菱商事」)と中部電力株式会社(以下、「中部電力」)は英国東部沖合約120kmに位置するホーンシー・ワン(Hornsea One)洋上風力発電所向けの海底送電資産運営事業に係る優先交渉権を取得したことを発表した。

(送電資産稼働位置図 出典:三菱商事株式会社)

 当該事業は英国東部沖合約120kmに位置するホーンシー・ワン洋上風力発電所(発電出力約121.8万kW)向けの海底・陸上送電線および付随する洋上・陸上変電設備を25年間に亘って運営・送電を行うものである。海底送電資産の規模は約1,700億円になる。

 三菱商事と中部電力はそれぞれ子会社を通じて当該事業権を取得する。三菱商事は英国100%子会社のDiamond Transmission Corporation Limited(ダイヤモンド・トランスミッション・コーポレーション)、中部電力はオランダ100%子会社のChubu Electric Power Company Netherlands B.V.(CEPCON)。三菱商事は英国における海底送電資産運営事業23件のうち9件目の参画となる。中部電力は昨年三菱商事などと共同で取得したウォルニー・エクステンション(Walney Extension)洋上風力発電所向けの海底送電資産運営事業に次いで2件目。

*アイキャッチ 出典:三菱商事株式会社

【情報ソース】
英国における洋上風力発電所向けの海底送電事業の優先交渉権獲得について、2020年2月27日、三菱商事株式会社(中部電力株式会社との共同リリース)

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