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【稼働】中部電力、長野県上伊那郡の黒川平水力発電所が営業運転開始/未利用落差を活用して発電(出力170kW)

2021.07.21 事業参画・売買レポート


 2021年7月13日、中部電力株式会社(以下、「中部電力」)は黒川平水力発電所の営業運転を開始したことを発表した。

(黒川平水力発電所外観 出典:中部電力株式会社)

 黒川平水力発電所は長野県上伊那郡宮田村に建設された出力170kWの水力発電所だ。発電方式は流れ込み式(水路式)となっており、中部電力が所有する新太田切水力発電所の放水口と河床との未利用落差(有効落差:約11.08m)を利用して発電する。最大使用水量は2.00㎥/s。

 発電所の建設工事は2020年4月20日から始められていたが、このほど完成し営業運転を2021年7月13日から開始している。年間の発電電力量は約101万kWh、一般家庭の使用電力量に換算して約320世帯相当をみこんでいる。

 中部電力は今後、安定した発電電力量が期待できる水力発電所の開発に加えて、既設水力発電所の設備改修による発電電力量の増加についても積極的に進める方針だ。

*アイキャッチ 出典:中部電力株式会社

【情報ソース】
「黒川平水力発電所」の営業運転開始、2021年07月13日、中部電力株式会社

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