【参画】中国電力・中電工、台湾花蓮県の水力発電事業(約37.1MW)に出資

2021.03.14 事業参画・売買レポート


 2021年3月9日、中国電力株式会社(以下、「中国電力」)と株式会社中電工(以下、「中電工」)は台湾・花蓮県で開発が進む水力発電事業に共同で出資参画することを発表した。

(出資スキーム 出典:中国電力株式会社)

 両社が折半出資するC&Cインベストメント株式会社(以下、「C&Cインベストメント」)を通じて事業へ参画する。台湾Foxlink(正崴(チェンウェイ)精密工業股份有限公司)グループ企業の永崴(ヨンウェイ)投資控股股份有限公司から水力発電事業会社である世豐(せとよ)電力股份有限公司の発行済株式25%を取得した。C&Cインベストメントの出資参画後の株主は、永崴投資控股股份有限公司(51.0%)、C&Cインベストメント(25%)、台湾国家発展基金(20.0%)、国泰人寿保険股現有限公司(キャセイライフ、4%)となっている。(*カッコ内の数字は出資比率。)

 当該事業は台湾の花蓮市から南西へ約80kmに位置する敷地で、第一豊坪渓発電所と第二豊坪渓発電所を建設・運営するというものだ。発電出力は、第一豊坪渓発電所が1.81万kW、、第二豊坪渓発電所が1.90万kWと計画されている。2024年には運転を開始し、台湾電力公司に売電する予定。

*アイキャッチ Photo by Tienko Dima on Unsplash  

【情報ソース】
台湾水力発電事業への出資参画について、2021年03月09日、中国電力株式会社(*株式会社中電工との共同リリース)

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