【稼働】タカラレーベン、太陽光発電所「LS千葉勝浦発電所」(30MW)が竣工

2021.03.28 事業参画・売買レポート


 2021年3月15日、株式会社タカラレーベン(以下、「タカラレーベン」)は千葉県勝浦市で開発を進めていた太陽光発電所「LS千葉勝浦発電所」が竣工したことを発表した。

 当該事業は千葉県勝浦市浜行川の敷地約52haに開発されたメガソーラー事業であり、事業用地の多くを勝浦市から賃借して発電所用地として利用している。事業では地域に資する視点が大事にされており、工事中に整備した進入道路は工事後も地域住人の生活道路として利用できるよう残されるなど、発電事業に加えて地域住民の生活利便性向上も計画されている。

 当該事業はタカラレーベンにとって最大規模のメガソーラー事業となるもので、発電所の発電容量は約30MW。年間の発電量は約3,400万kWhが見込まれている。売電単価は36円/kWh。大和ハウス工業株式会社がEPC(設計・調達・施工)を担当した。

 事業資金のうち約135億円はプロジェクトファイナンス組成による融資によって調達されている。株式会社新生銀行(以下、「新生銀行」)が主幹事を務め、新生銀行と三菱UFJリース株式会社が融資を行った。

 当該事業を含めると、タカラレーベンが所有するメガソーラー事業は57か所、合計発電容量は約184MWに達した。(2021年2月時点)

*アイキャッチ 出典:株式会社タカラレーベン

【情報ソース】
「LS千葉勝浦発電所」竣工式に関するお知らせ~当社最大規模の太陽光発電所~(*PDFファイルが開きます、534KB)、2021年3月15日、株式会社タカラレーベン

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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