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【稼働】SBエナジー・三菱UFJリース、「ソフトバンク八雲ソーラーパーク」が運転開始/出力約102.3MW、国内最大級の蓄電池併設型メガソーラー

2020.10.17 事業参画・売買レポート


 2020年10月16日、SBエナジー株式会社(以下、「SBエナジー」)と三菱UFJリース株式会社(以下、「三菱UFJリース」)は北海道二海郡八雲町の蓄電池併設型大規模太陽光発電所「ソフトバンク八雲ソーラーパーク」の商業運転開始を発表した。

(「ソフトバンク八雲ソーラーパーク」全景写真 出典:SBエナジー株式会社)

 当該メガソーラーは八雲エネルサ株式会社が所有する北海道二海郡八雲町の約132haの土地を活用して開発した太陽光発電所だ。蓄電容量約2万7,800kWh(約27.8MW)の大容量リチウムイオン電池を併設しており、蓄電池を併設する太陽光発電所としては国内最大級の出力規模のメガソーラーになる。

 出力規模は約102.3MW、年間の予想発電量は約2万7,800kWh(*)を見込んでいる。一般家庭の使用電力量に換算すると約2万7,967世帯相当だ。商業運転は2020年10月16日から開始される。発電所の運営はSBエナジーと三菱UFJリースが折半出資し設立した「北海道八雲ソーラーパーク合同会社」が行う。

(*)1世帯あたり3,600kWH/年で算出

 北海道電力株式会社は2015年4月に「太陽光発電設備の出力変動緩和対策に関する技術要件」を公表している。太陽光発電設備による出力変動が系統利用者に影響を及ぼす可能性があり、太陽光発電事業者は発電所側で蓄電池等を設置の上、周波数調整に影響のないレベルまで出力変動を緩和する必要がある。

(蓄電池等による出力変動緩和のイメージ 出典:北海道電力株式会社)

*アイキャッチ 出典:SBエナジー株式会社

【情報ソース】
「ソフトバンク八雲ソーラーパーク」の運転開始について(*PDFファイルが開きます、352kB)、2020年10月16日、SBエナジー株式会社(*三菱UFJリース株式会社との共同リリース)

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