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【戦略】GIGとイベルドローラ社、合弁設立し日本の洋上風力市場に参入/アカシア・リニューアブルズはイベルドローラ社傘下へ

2020.09.19 トピック


 2020年9月17日、マッコーリーグループのグリーン・インベストメント・グループ(以下、「GIG」)はスペインのエネルギー企業大手イベルドローラ社と折半出資の合弁事業を設立し、日本において3.3GWの洋上風力発電プロジェクト(浮体式及び着床式)を共同開発することを発表した。

 合弁事業のポートフォリオは6つの洋上風力発電プロジェクトで構成されており、そのうち3つは浮体式洋上風力発電事業だ。

 当該ポートフォリオ内のプロジェクトはアカシア・リニューアブルズ株式会社(以下、「アカシア・リニューアブルズ」)が開発を進めてきたものである。アカシア・リニューアブルズはマッコーリーグループの日本における再生可能エネルギーの事業開発プラットフォームであるが、今後はイベルドローラ社がアカシア・リニューアブルズを買収し、プロジェクトはイベルドローラ社とGIGの合弁事業として進める。

 アカシア・リニューアブルズはイベルドローラ社傘下となって洋上風力発電プロジェクト開発に注力するが、アカシア・リニューアブルズの既存の陸上風力発電開発事業についてはGIGが主となって進める。

 GIGとイベルドローラ社がともに合弁事業を行うのは今回で2件目。英国サフォーク沖のイーストアングリア・ワン洋上風力発電所(出力:714MW)で実績がある。

*アイキャッチ フォトアンナ・ヒメネスCalafUnsplash

【情報ソース】
マッコーリー、日本市場においてグリーン・インベストメント・グループ(GIG)による事業を開始、イベルドローラ社と合弁事業を設立、2020年9月17日、グリーン・インベストメント・グループ

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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