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【戦略】東京ガス、洋上風力向け浮体基礎のスタートアップ企業に20億円超を出資/米プリンシパル・パワー社

2020.05.30 トピック


 2020年5月27日、東京ガス株式会社(以下、「東京ガス」)は洋上風力発電向けの浮体基礎システムであるウインドフロート技術を開発・保有している米国スタートアップ企業プリンシプル・パワー社に20億円超出資したことを発表した。

 プリンシパル・パワー社の主要株主にはポルトガルのエネルギー会社大手EDPグループ(EDP VENTURES、EDP Renewables)やREPSOL社のほか、ASM INDUSTRIES、Aker Solutionsが名を連ねており、東京ガスも今回の出資を経て主要株主の一社となった。

 プリンシプル・パワー社が保有するウインドフロートはセミサブ(SemiSub)型と言われる半潜水プラットフォーム。動バラスト制御(*)により洋上での安定性に優れており、浮体基礎の動揺による風車の発電量や耐久性への影響を軽減する効果がある。水深が深い場所でも洋上風力発電を可能とするウインドフロート技術は、遠浅の海域が少ない日本国内では採用・普及が拡大する可能性がある。

(*)プレス記事より引用
構造を中空構造にして軽量化しつつ、その中に水を満たし、気象環境に合わせて水量を調節・制御する方法

 欧州を中心に大型風車への導入が進んでおり、現在、ポルトガル沖(水深:42~49m)にて実証試験(出力:2MW)で5年間の運転しており、同沖(水深:100m)にて商用案件(出力:8.5MW×3基)の建設も行っている。東京ガスは当該技術を活用し、国内外の海域で浮体式洋上風力開発を推進する考えだ。

*アイキャッチ 出典:東京ガス株式会社

【情報ソース】
米国プリンシプル・パワー社への出資について~ウインドフロート技術による浮体式洋上風力発電事業の展開に向けて~、2020年5月27日、東京ガス株式会社

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