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【稼働】中部電力とトタル・ソーラー、岩手県宮古市で宮古くざかいソーラーパーク(18MW)の営業運転を開始/目標は2030年頃に200万kW超の新規開発

2019.06.05 事業参画・売買レポート


 2019年06月03日、中部電力株式会社(以下、「中部電力」)は同社とトタル・ソーラー(*)が共同出資する事業会社を通じて「宮古くざかいソーラーパーク」の営業運転を開始したことを発表した。

(*)トタル・ソーラーはフランス共和国の総合エネルギー企業トタルの完全子会社で、世界各地で太陽光発電事業を展開している。

(宮古ソーラーパークの全景 出典:中部電力株式会社)

 当該事業は岩手県宮古市区界(くざかい)地区で開発が進められていた宮古くざかいソーラーパークを建設・操業するものである。開発期間は約2年(着工:2017年04月10日~運転開始:2019年05月31日)。発電所の定格出力は18MW、年間の総発電量は2,700万kWhを見込んでいる。これは一般家庭の使用電力量に置換えると約8,600世帯相当の電力量となる。

 太陽光パネルはサンパワー社製の太陽光パネル76,000枚以上を使用した。2011年よりトタルはサンパワー社の主要株主となっており、グループを通じてセル製造から大規模太陽光発電所の設計や開発まで全てのバリューチェーンで事業を展開している。

*アイキャッチ 出典:中部電力株式会社

【情報ソース】
「宮古くざかいソーラーパーク」の営業運転開始について、2019年06月03日、中部電力株式会社

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