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【スマートシティ】日建設計総合研究所・NTT・三井不動産、AIを活用しエリアマネジメントの最適化を目指す/エリア情報活用プラットフォーム「AI×AI(仮称)」

2017.06.19 トピック


 2017年6月15日、株式会社日建設計総合研究所(以下、「NSRI」)と日本電信電話株式会社(以下、「NTT」)と三井不動産株式会社(以下、「三井不動産」)の3社は日本橋室町地区において、都市ビッグデータとAIの活用を目指した共同実験を実施することを発表した。

 これまでNSRIとNTTはAIを利用したエリア情報活用プラットフォーム「AI×AI(アイアイ)(仮称)」を共同で研究・開発しており、このプラットフォームを実際の計画・マネジメントに活かすための実証実験を日本橋室町地区で実施する

 「AI×AI(アイアイ)(仮称)」はNSRIの都市開発における計画・マネジメントに係る知見とNTTのデータ収集・解析に係る知見を組合せることによって、都市開発やエリアのマネジメントに対して最適なソリューションを提供することを目的としている。
 「Human-centered(ヒト中心)」という考え方を基軸に、NTTグループのAI技術「corevo」を用いて、「施設ユーザーの快適性」と「都市開発・エリアの計画・維持管理に関する活動の効率化」といった2つの課題解決を同時に達成するアルゴリズムが特長だ。

(AIAIのイメージ 出典:日本電信電話株式会社)

 実証実験に先立ち、三井不動産の協働により「コレド室町1」で事前調査が行われている。事前調査ではコレド室町1への来訪者の人流が測定され、ビルのマネジメントデータと組合せた分析がなされた。
 人流の時間・場所ごとの粗密に基づき空調を制御することで、来訪者の体感温度を快適なものに維持しつつ、エネルギー消費量を大幅に削減する可能性が確認されるなど、エリアマネジメント最適化への材料が得られたようだ。
 ライブに把握された人流データと他のデータを組合せることで、空調の制御以外にも、エレベーター等の運行の最適化や清掃仕様の最適化、イベントの魅力向上による賑わいの形成等もできるとしている。
 

(コレド室町1における人流把握結果 (1mメッシュで時間あたり人密度を表現) 出典:日本電信電話株式会社)

(人流把握結果に基づくエリアマネジメントの最適化のイメージ 出典:日本電信電話株式会社)

 今後はこの事前調査によって得られたデータを基に、コレド室町1以外の日本橋エリアにも調査対象エリアを拡張する。「AI×AI(アイアイ)(仮称)」の導入は空港やターミナル駅、スタジアム等の大規模施設へも可能と考えており、今後様々なエリア・施設での実証実験に取組む方針だ。

*アイキャッチ 出典:日本電信電話株式会社

【情報ソース】
日本橋宝町地区において都市ビッグデータとAIの活用をめざした共同実験を開始、2017年6月15日、日本電信電話株式会社

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