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【インフラマネジメント】オートデスク社&JR東日本コンサルタンツ、BIM/CIMを活用したIoTプラットフォームを新たに構築

2017.02.15 トピック


 平成29年1月31日、オートデスク社はJR東日本コンサルタンツ株式会社(以下、「JR東日本コンサルタンツ」)とBIMCIM(*1,2)を活用した新たなIotプラットフォームの開発に向けたパートナーシップを締結したと発表した。

(*1)BIM:Building information model
(*2)CIM:Construction information management

 両社はこのパートナーシップの元,鉄道関連施設の計画、設計、施工から運営・維持管理に至るライフサイクルの中で、BIMCIMを活用した新しいワークフローを開発する。オートデスクのBIM/CIMソフトウェアやクラウドサービスなどを利用して、3次元モデルデータを発注者や設計・施工会社、施設維持管理・運用者の間で共有することから始める。

 新しいワークフロー開発の中で、BIMCIMとIoTプラットフォームを連携させることで、IoTプラットフォームの開発も行う。こちらは鉄道会社や設計・施工会社のみならず、鉄道施設の利用者まで含めた新しいサービスを展開したい考えだ。効率的な施設の維持管理の実施や人の流れを考慮した3Dナビゲーションアプリの開発などが例として挙げられる。3次元モデルデータを「見える化」することで、施設の価値を高めるコラボレーションを促がす。

 オートデスク社はJR東日本コンサルタンツに対して、保有する全てのソフトウェアとクラウドサービスを使用できる「エンタープライズ・トークン・フレックス・プログラム」を提供する。さらに、欧米や中東で手掛けてきた鉄道に関するBIM/CIMに関する知見を活かしたコンサルティングも実施する。

 まずは鉄道建設プロジェクトを対象にこれらの取組みを進め、IoTプラットフォームの成果を検証した後、適用範囲を広げていく方針を取るようだ。

【情報ソース】
オートデスク、JR東日本コンサルタンツとパートナシップを締結、平成29年1月31日、オートデスク株式会社

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