【PPA】大阪ガス・エネウィル・ブルースカイソーラー、全国40箇所で計18MWの非FIT/FIP太陽光発電所を開発

2023.08.23 事業参画・売買レポート


 2023年8月9日、大阪ガス株式会社(以下、「大阪ガス」)は株式会社エネウィル(以下、「エネウィル」)、ブルースカイソーラー株式会社(以下、「BSS」)とそれぞれ合同会社を設立し、合計容量約18MWの非FIT/FIP太陽光発電所を開発することを発表した。

 当該事業は大阪ガスとエネウィル(旧JAGエナジー株式会社)が共同で設立するサスティナブルソーラーウェイ2合同会社(出資比率:大阪ガス45%、エネウィル55%)と、大阪ガスとBSSが共同で設立するS&Dx solar2合同会社(出資比率:大阪ガス50%、BSS50%)を通じて行われる。前者が32箇所(主に近畿や四国地方)で計12MW、後者が8箇所(主に北海道や東北地方)で計6MWの太陽光発電所を開発・運営する計画。運転開始時期はともに2024年2月末からの予定。

 当該事業で発電された電力はDaigasエナジー株式会社が全量買い取り、コーポレートPPAサービス「D-Green Premium EX」として、環境価値とともにイオン東北株式会社に供給する。

 大阪ガスは開発力のあるデベロッパーと協業する形で、全国多拠点で中小型太陽光発電所の開発を進めている。コーポレートPPAサービス向けに新たに開発する非FIT/FIP太陽光発電所の規模は本件を含め、累計60MW超となり、今年度中に累計100MW超に達する見通しだ。

*アイキャッチ UnsplashChelseaが撮影した写真

【情報ソース】
コーポレートPPAサービス「D-Green Premium EX」に向けた非FIT/FIP太陽光発電所の開発~エネウィル、ブルースカイソーラー各社との共同開発第2弾~、2023年8月9日、大阪ガス株式会社(*Daigasエナジー株式会社との共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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