【PPA】TNクロス・京葉ガス、白井市の市役所本庁舎など３施設でオンサイトPPA

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　2023年6月23日、TNクロス株式会社（以下、「TNクロス」）と京葉瓦斯株式会社（以下、「京葉ガス」）は千葉県白井市の「公共施設再生可能エネルギー設備導入事業（PPA事業）」の実施事業者に選定されたことを発表した。TNクロスと京葉ガスが共同で事業を推進する。

　当該事業は白井市役所本庁舎及び東庁舎、白井市保健福祉センターの3施設を対象に、太陽光発電設備、蓄電池及び付帯設備を導入し、事業実施期間において当該設備の運転・維持管理を行うというものだ。施設における「平常時の温室効果ガスの排出抑制」と「災害時の非常用電源の確保および活用」の同時実現が図られた事業となっている。

　設備の導入は2023年度中に行われる予定で、運転期間は運転開始日から20年間となっている。

　白井市は第5次地球温暖化対策実行計画（事務事業編）において、市の事務及び事業者から排出される温室効果ガス排出量を、令和12年度までに平成25年度比で46%削減することを掲げており、2022年2月には「ゼロカーボンシティ宣言」を表明している。当該事業は2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロにすることを目指す取組みという位置付けとなっている。

　TNクロスは当該事業で設置した各設備を活用したスマートエネルギーソリューションを白井市に提案する方針。地域のエネルギー地産地消促進とレジリエンス強化を住民・行政・企業が相互に連携・協力しながら取組む「未来型地域防災モデル」の構築につなげたい考えだ。

*アイキャッチ　UnsplashのJeroen van de Waterが撮影した写真

【情報ソース】
・白井市「公共施設再生可能エネルギー設備導入事業（PPA事業）」の実施事業者に選定、2023年06月23日、TNクロス株式会社
・京葉ガスとTNクロス 白井市「公共施設再生可能エネルギー設備導入事業（PPA事業）」の実施事業者に選定、2023年6月23日、京葉ガス株式会社

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