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【書籍案内】『 公共交通が人とまちを元気にする 』(学芸出版社)

2021.06.05 書籍案内



書籍名 : 公共交通が人とまちを元気にする
     数字で読みとく!富山市のコンパクトシティ戦略

著者名 : 松中 亮治(編著)、大庭哲治・後藤正明・鈴木義康
     ・辻堂史子・鎌田佑太郎・土生健太郎(著)

発行所 : 学芸出版社
版 型 : A5判

ページ : 168ページ
価格(税別) : 2,200円
発行年月 : 2021年06月15日    ISBNコード : 978-4-7615-2777-8

〇内容紹介

政策に科学的な根拠とヒントを与える1冊

富山市・京都大学等がGPS端末を使って高齢者の歩数・来街頻度・歩行範囲・滞在時間・消費金額を総合的に捉えた「高齢者交通行動調査」の結果をもとに、「公共交通は健康によく、中心市街地の活性化に貢献する」ことを初めて客観的・定量的に実証。都市・保健政策関係者に科学的な根拠と政策立案へのヒントを与える1冊。

〇主な目次

はじめに

1章 「公共交通は健康にいい」は本当か?
1.1 なぜ公共交通が人とまちを元気にするのか?
1.2 富山市におけるコンパクトなまちづくり

2章 高齢者健康増進端末機「おでかけっち」の開発
2.1 開発の背景と経緯
2.2 どのような機能を持った端末機を開発するか?
2.3 親しみを持って携帯してもらえる端末機のデザイン
コラム1 端末機デザインの様々なアイデア
2.4 おでかけっちを活用した高齢者の交通行動調査と中心市街地の回遊調査
2.5 おでかけっちを活用してわかったこと
2.6 データの利活用に向けて
2.7 おでかけっちの開発と活用のまとめ
付録:コンソーシアムの記録

3章 公共交通を使うと高齢者はたくさん歩くのか?
3.1 高齢者の歩数と外出行動データを用いたおでかけ定期券の効果分析―2016年度高齢者交通行動調査の概要―
3.2 おでかけ定期券を持っている高齢者の歩数は1日約300歩多い
3.3 おでかけ定期券を利用している高齢者の歩数は1日約770歩多い
3.4 おでかけ定期券を持っている高齢者の中心市街地での滞在時間は1ヶ月当たり約85分長い
コラム2 統計的検定とは(有意水準)
コラム3 母比率の検定
コラム4 母平均の検定

4章 公共交通を使うと高齢者の医療費は抑制されるのか?
4.1 高齢者の歩数・医療保険データを用いたおでかけ定期券の医療費抑制効果の分析―2018年度高齢者交通行動調査の概要―
4.2 高齢者の歩数は2年の間にどのように変化したのか?
4.3 実際の医療保険データとはどのようなものなのか?
4.4 おでかけ定期券事業により医療費は年間約8億円抑制されている!

5章 公共交通は中心市街地に賑わいをもたらすのか?
5.1 富山市中心市街地における2地区での回遊行動調査の概要
5.2 自家用車利用者を上回る公共交通利用者の滞在時間・歩数・訪問箇所数
5.3 高齢者に着目した滞在時間・歩数・訪問箇所数も公共交通利用者が自動車利用者を上回る
5.4 公共交通利用者の消費金額は自家用車利用者より1人・月あたり2039円~3250円多い
5.5 公共交通による来街が回遊性を高めている
コラム5 ウィルコクソンの順位和検定

おわりに―公共交通の利用促進は医療費を抑制し、中心市街地を活性化する―

購入や詳細な内容の確認は下記リンク先でできます。
 『 公共交通が人とまちを元気にする 数字で読みとく!富山市のコンパクトシティ戦略 』- (学芸出版社)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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