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【グリーンボンド】三菱UFJリース、リース会社として初のグリーンボンド発行/発行額100億円、太陽光発電事業の融資に充当

2018.04.19 インフラ融資


 2018年04月11日、三菱UFJリース株式会社(以下、「三菱UFJリース」)は国内公募形式にて第1回グリーンボンド(国内無担保普通社債)を発行することを発表した。リース会社が国内においてグリーンボンドを発行するのは初。

 当該グリーンボンドの発行総額は100億円。利率は0.180%、発行期間は5年である。調達した資金は三菱UFJリースが取組む太陽光発電事業を対象とした融資に充当される。発行主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社が務めた。

 発行されたグリーンボンドはInternational Capital Market Association(ICMA)の「The Green Bond Principles 2017」(GBP)の基準に適合したものとなっており、外部ESG評価機関であるSustainalytics社からオピニオンも取得している。

 三菱UFJリースは2017年05月15日に発表した中期経営計画『Breakthrough for the Next Decade~今を超え、新たなる10年へ~』の中で、「金融と事業の融合」を基本方針とし、「環境・エネルギー分野」を重点産業分野に位置づけている。今回のグリーンボンド発行はまさに同社の成長戦略に沿った資金調達となっており、社会課題の解決と収益力の向上を同時に目指したい考えだ。

*アイキャッチ Photo by Andreas Gücklhorn on Unsplash

【情報ソース】
三菱UFJリース リース会社初となる国内公募形式のグリーンボンド発行に関するお知らせ(*PDFファイルが開きます、338KB)、2018年04月11日、三菱UFJリース株式会社

三菱UFJリース株式会社がリース会社で国内において初めて発行するグリーンボンドの引受けについて(*PDFファイルが開きます、131KB)、2018年04月11日、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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