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【参画】エクセリオ、鹿児島県霧島市で約16.7MWのメガソーラー事業を始動/新生銀行が約64億のプロジェクトファイナンスをアレンジ

2016.06.24 事業参画・売買レポート


 平成28年6月23日、株式会社新生銀行(以下、「新生銀行」)はスペインの太陽光発電事業者であるX-Elio Energy S.L.(以下、「エクセリオ」)が鹿児島県霧島市隼人町で進める太陽光発電事業に対し、プロジェクトファイナンスを組成して総額約64億円の融資をすると発表した。

鹿児島県霧島市隼人町

 融資を受けるSPC(特定目的会社)はエクセリオが出資するX-Elio 10合同法人。融資は新生銀行をアレンジャーとし、新生銀行と三菱UFJリース株式会社により実施された。

 事業開発の主体となるのはエクセリオの日本法人であるX-Elio Japan株式会社である。敷地面積約43haの土地を開発し、約16.7MWの太陽光発電所「メガソーラーパーク霧島隼人発電所」を建設する。発電した電力は固定価格取引制度に基づき、20年間に亘り九州電力株式会社に全量を売電する。商業運転の開始は平成30年1月の予定だ。

 エクセリオの前身はスペインのマドリードの太陽光発電事業会社である「Gestamp Asetym Solar S.L.」(以下、「ゲスタンプ・ソーラー」)だったが、平成28年2月に米の大手投資会社である「Kohlberg Kravis Roberts & Co.L.P.」がゲスタンプ・ソーラーの株式80%を取得したことで、社名をエクセリオに変更している。

【情報ソース】
鹿児島県隼人町におけるメガソーラー事業向けプロジェクトファイナンスの組成について(*PDFファイルが開きます、101KB)、平成28年6月23日、株式会社新生銀行

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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