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【売買】フージャースホールディングス、茨城県神栖市のバイオマス発電事業に投資/匿名組合出資持分を100%取得

2018.01.22 事業参画・売買レポート


 2018年01月19日、株式会社フージャースホールディングス(以下、「フージャースホールディングス」)はバイオマス発電事業に係る匿名組合の出資持分を取得すると発表した。

茨城県神栖市砂山14-10
 

 匿名組合の取得に要した金額は1,795百万円、取得割合は100%。匿名組合は茨城県神栖市で開発予定の2つのバイオマス発電設備(神栖バイオマス発電設備Ⅰ、神栖バイオマス発電設備Ⅱ)へ投資する。定格出力はそれぞれ17.64MW、21.56MW。これから開発が進められる案件で、完工時期は2020年3月を予定している。

〇神栖バイオマス発電設備Ⅰ

設備名称神栖バイオⅠ
所在地茨城県神栖市砂山14-8
土地面積9,955.10㎡
定格出力17.64MW
年間稼働日数350日
完工予定時期2020年03月
年間発電量144,323MWh
総投資額4,490百万円(予定)

〇神栖バイオマス発電設備Ⅱ

設備名称神栖バイオⅡ
所在地茨城県神栖市砂山14-10
土地面積19,800㎡
定格出力21.56MW
年間稼働日数350日
完工予定時期2020年03月
年間発電量176,395MWh
総投資額5,157百万円(予定)

 フージャースホールディングスはエネルギー事業への投資を通じてストックビジネス強化を図っている。メガソーラーやバイオマス発電などの再エネ発電に事業対して重点的に取組む方針で、発電設備を取得後は投資家へ売却することで利益を得る計画だ。昨年は北海道沙流郡日高町の『日高庫富太陽光発電所』を売却し、キャピタルゲインを得ている。

*アイキャッチ Photo by Arnaud Mesureur on Unsplash

【情報ソース】
バイオマス発電事業に係る匿名組合出資持分の取得に関するお知らせ(*PDFファイルが開きます、163KB)、2018年01月19日、株式会社フージャースホールディングス

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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