【開発】大林組、茨城県神栖市で木質バイオマス発電/発電容量51.5MW、約85億円の年間売上見込む

2018.06.05 事業参画・売買レポート


 2018年06月01日、株式会社大林組(以下、「大林組」)は同社グループの再生可能エネルギー事業会社である株式会社大林クリーンエナジー(以下、「大林クリーンエナジー」)が2か所目となる木質バイオマス発電事業を実施することを発表した。このほど茨城県神栖市でバイオマス発電事業用地を取得した。

〒314-0116 茨城県神栖市奥野谷6170−36

 

 事業用地は大林クリーンエナジーが設立した大林神栖バイオマス発電株式会社を通じて取得した。当該事業用地に初期投資として約300億円を投じ、輸入バイオマスを燃料とする木質専焼バイオマス発電所を建設する。燃料は持続可能性が認証されたペレット(*)を主に使用する。

(*)持続可能性が認証されたペレット(プレスリリースより引用)
独立した森林認証機関(FSC、PEFCなど)により持続可能性が認証された森林および生産過程を経て生産される木質ペレット。
FSC:Forest Stewardship Council(森林管理協議会)
PEFC:Programme for the Endorsement of Forest Certification Schemes

 発電容量は51.5MW(定格出力)、予想年間発電量は一般家庭約11万世帯相当の電力量となる。発電された電力は固定価格取引制度に基づき売電する計画で、年間売上は約85億円を見込んでいる。これから1年ほどで設計し、2019年春頃に建設を始め、計画通りに進めば2021年夏頃に営業運転を開始する。

 今年の夏には大林組グループとして初のバイオマス発電事業である「大月バイオマス発電所(14.6MW)」の営業運転が開始する。大林神栖バイオマス発電所はこれに次いで2ヵ所目になる予定だ。大林組ではバイオマス発電以外の再生可能エネルギー発電事業も推進しており、2018年05月時点で、太陽光発電所を28ヵ所、風力発電所を1ヵ所、合計135MWの発電容量となっている。

*アイキャッチ Photo by Andrew Ridley on Unsplash

【情報ソース】
大林グリーンエナジーが2ヵ所目の木質バイオマス発電事業を決定、2018年06月01日、株式会社大林組

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