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【ファシリティマネジメント】NTT都市開発など、IoT技術を活用したスマートビルディングの実証実験を開始/ビルの快適さと環境負荷低減の両立めざす

2017.12.01 トピック


 2017年11月30日、NTT都市開発株式会社(以下、「NTT都市開発」)は同社のグループ会社である株式会社ディメンションデータジャパンと共同で、NTT都市開発が所有するビルで「IoT/M2Mプラットフォームを活用したスマートビルディングの実現に向けた実証実験」(*)を開始すると発表した。

(*)NTT都市開発のニュースリリースより引用
M2M(Machine to Machine):機器同士が、人の介在なしに直接通信を行って動作すること。

 まずはオフィスビルの喫煙室を対象に、ユーザの人数や位置データを人感センサーで測定すると同時に、環境センサーで温度・湿度・CO2等の環境データを測定し、データの相関関係を分析する。

(出典:NTT都市開発株式会社)

 これまでビルで計測されたデータは、機器の制御やエネルギー管理等の活用に留まっていた。これに対してNTT都市開発では、低消費電力や長距離通信に対応した新しいセンサーを導入することで、利用状況の見える化や混雑情報の提供といった新サービスの提供を目指す。利用状況に応じた清掃頻度の見直しやリアルタイムでの空調制御等にも計測データは活用され、ビル運営管理の効率化にも繋げたい考えだ。

*アイキャッチ 出典:NTT都市開発株式会社

【情報ソース】
スマートビルディングの実証実験を開始~IoT技術の活用による、ワーカーの利便性向上とビル運営管理の効率化をめざす~、2017年11月30日、NTT都市開発株式会社

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