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【開発】トクヤマ・丸紅・東京センチュリー、山口県で混焼バイオマス発電事業/オペレーティング・リース採用、発電出力300MW

2017.10.10 事業参画・売買レポート


 2017年9月29日、株式会社トクヤマ(以下、「トクヤマ」)は同社の徳山製造所の敷地内に建設予定のバイオマス混焼発電所の開発を、丸紅株式会社と東京センチュリー株式会社とともに、共同事業として実施することを発表した。

山口県周南市晴海町7−46

 当該事業は元々、トクヤマが電力需要や既設発電設備の更新などを見据えて、2006年より発電所に係る環境影響評価(環境アセスメント)の手続きも進めて計画していたが、経営環境の変化などを理由に一時保留となっていた。しかし、2014年度~2015年度に経済産業省が実施した「リース手法を活用した先端設備等導入促進補償制度推進事業」の適用を受け、『オペレーティング・リース手法』を取り入れたスキームで改めて実施となった。先端設備導入支援契約締結案件としては最大の契約金額約655億円のリース案件。

 新たに建設されるバイオマス混焼発電所はアジアや北米などから輸入するホワイトペレットを燃料に発電する。計画している発電出力は300MW。発電した電力は丸紅の新電力子会社である丸紅新電力株式会社が引き取り、電力小売事業として販売するが、将来的にはトクヤマ工場内で使用する自家発電所と言う位置づけも選択肢に入ることがあるようだ。発電と同時に、トクヤマに対しては熱供給も実施することで、よりエネルギー効率を高めた発電事業と言えそうだ。

 発電所の建設準備は2017年10月より開始され、2022年4月の運転開始を目指して進められる。 

*アイキャッチ 出典:株式会社トクヤマ

【情報ソース】
東3号発電設備の建設について、2017年9月29日、株式会社トクヤマ
山口県周南市におけるバイオマス混焼発電事業への参画について、2017年9月29日、丸紅株式会社
「リース手法を活用した先端設備等導入促進補償制度推進事業」を適用した 共同発電事業に係る株主間協定書の締結について(*PDFファイルが開きます、913KB)、2017年9月29日、東京センチュリー株式会社

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