【参画】双日、豪州で鉄道・公共インフラ分野に参入

2025.12.03 事業参画・売買レポート


 2025年12月2日、双日株式会社(以下、「双日」)は豪州UGL Limited(以下、「UGL」)の交通部門の持分50%を取得する売買契約を締結したことを発表した。手続きは豪州などの関係当局の許認可をもって2025年12月までには完了する見込み。

 UGLはスペインの総合建設会社ACS Group傘下のCIMIC Group Limitedのグループ企業で、豪州を中心に鉄道・公共インフラ分野におけるEPCやO&Mなどを手掛けるエンジニアリング企業だ。設立は1899年。

 同社交通部門は豪州で鉄道O&Mサービス、鉄道車両製造、公共交通システム整備を包括的に提供しており、これまでシドニー、メルボルン、キャンベラなどで鉄道やライトレール、バス運行などのプロジェクト受注実績がある。旅客車両のO&Mだけでなく鉱物資源輸送に不可欠な機関車・貨車の製造やメンテナンスまど幅広くサービスを展開している。

 双日は豪州政府が掲げる「Infrastructure Australia」戦略に基づいて鉄道の新線建設や都市鉄道網の拡充が進められていることから、豪州内の旅客鉄道市場規模は2025年から2030年にかけて年平均6.5%の成長率が見込めると判断した。今後はインフラ開発が盛んな豪州に加え、アジアへの面展開を視野に事業基盤や収益規模の拡大に取り組む考えだ。

*アイキャッチ UnsplashScotty McDonaldが撮影した写真

【情報ソース】
双日、豪州で公共交通領域に参入~UGL交通部門の持分の50%を取得し、鉄道インフラを包括的に開発・提供する体制を目指す~、2025年12月2日、双日株式会社

【関連記事】
【出資】双日、豪州のインフラ開発企業Capellaを買収
【戦略】双日、JOINと共同でキャドレイルウェイ社の株式100%を取得/カナダ最大手の鉄道車両MRO事業会社
【開発】東京ガス・大阪ガス・東邦ガス、豪州でのe-メタン製造・輸出に向けて詳細検討開始

, , , ,


デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ