2026.01.22
【売買】綿半HD・九電工、新会社を設立し長野県塩尻市の木質バイオマス発電事業を承継
2024.11.09 事業参画・売買レポート
2024年11月5日、綿半ホールディングス株式会社(以下、「綿半HD」)は株式会社九電工(以下、「九電工」)と新会社を設立し、ソヤノウッドパワー株式会社(以下、「SWP」)の発電事業を承継することを発表した。
当該事業は征矢野建材株式会社の民事再生に伴って業績不振となっていたが、綿半HDと九電工が新会社綿半ウッドパワー株式会社を設立し、SWPの発電事業を引き継ぐ。新会社への事業譲渡により事業会社の株主構成は綿半HDが65%、九電工が35%に変更となる。新体制移行に際し、2024年12月頃に周辺住民への説明会を実施し、2025年4月にFIT変更手続の申請が行われる予定だ。2025年6月頃には新会社に事業が移管され、SWPは特別清算手続きに移行する。
当該発電所は長野県塩尻市の約2haの敷地に建設された発電端出力14,500kWの木質バイオマス発電所だ。信州 F・POWER プロジェクトの一貫として進められている事業で、木質バイオマス発電所としては長野県内最大規模のもの。2018年11月に着工し、2020年10月に商業運転を開始した。年間の予想発電電力量は約95百万kWh、一般家庭の使用電力量に換算して約3万2千世帯相当。燃料にはこれまで山林に残置されてきた間伐材等の未利用材や木材加工施設から発生する製材端材が使用されている。
信州F-POWERプロジェクトは平成24年より長野県や塩尻市、征矢野建材株式会社(現:綿半建材)、東京大学及び信州大学などが産学連携の形で進めている総合的な森林バイオマス資源活用事業だ。長野県内最大規模の集中型木材加工施設と木質バイオマス発電施設の整備・運営が主軸となり、林業再生や循環型社会の形成、地域の活性化を目指すものとなっている。
*アイキャッチ UnsplashのJen Driesが撮影した写真
【情報ソース】
・綿半ホールディングスと九電工で新会社設立 木質バイオマス発電事業へ本格参入 ソヤノウッドパワーから事業承継(*PDFファイルが開きます、326KB)、2024年11月5日、綿半ホールディングス株式会社
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