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【戦略】川崎市・NTTアノードエナジー・東急グループなど、地域エネルギー会社「川崎未来エナジー株式会社」設立

2023.08.27 トピック


 2023年8月24日、NTTアノードエナジー株式会社(以下、「NTTアノードエナジー」)は2023年10月に川崎市を含む7者と地域エネルギー会社「川崎未来エナジー株式会社」を設立することに合意したことを発表した。

 新会社の株主は、川崎市(51%)、NTTアノードエナジー(18.5%)、東急株式会社(10.0%)、株式会社東急パワーサプライ(8.5%)、川崎信用金庫(3.0%)、セレサ川崎農業協同組合(3.0%)、株式会社きらぼし銀行(3.0%)、株式会社横浜銀行(3.0%)となっている(*カッコ内の数字%は出資比率)。資本金は1億円。設立日は2023年10月12日が予定されている。

 新会社は脱炭素社会の実現に向けた取り組みとして、川崎市の廃棄物発電(浮島処理センター、王禅寺処理センター、橘処理センター)の余剰電力や川崎市域内外の再生可能エネルギー電力を調達し、市の公共施設や市内民間施設などへ供給することを始める。市外に流出していた再エネ電力及び環境価値の市内での地消を目指す取り組みと言える。事業開始は2024年4月の予定。将来的には再エネ電源の開発やオンサイトPPA、エネルギーマネジメント等の取り組みを行う方針。

*アイキャッチ UnsplashMICHAEL WILSONが撮影した写真

【情報ソース】
川崎市域への再生可能エネルギー普及拡大をめざして 川崎市を含む7者と「川崎未来エナジー株式会社」設立に合意(*PDFファイルが開きます、610KB)、2023年8月24日、NTTアノードエナジー株式会社

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