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【海外展開】JFEエンジニアリング、英国チェスター市の大規模廃棄物発電プロジェクトにプラントが採用

2021.01.05 トピック


 2020年12月21日、JFEエンジニアリング株式会社(以下、「JFEエンジニアリング」)は同社の独子会社スタンダードケッセル・バウムガルテ社(以下、「SBG社」)が英国チェスター市の大規模廃棄物発電プロジェクトに使用される廃棄物発電プラントを受注したことを発表した。

(完成予想CG 出典:JFEエンジニアリング株式会社)

 米国の大手廃棄物処理事業者Covanta社の他2社で構成された特別目的会社「Protos ERF社」が英国チェスター市で大規模廃棄物発電プラントの開発を進めている。SBG社はミティリネオス社(本社:ギリシャ国アテネ市)と共同でProtos ERF社から受注し、SBG社はプラントの主要設備である炉やボイラ、排ガス処理設備等の設計・調達・据付工事を行い、ミティリネオス社は土木建築工事や蒸気発電設備、ユーティリティ設備、電気計装設備を担当する。2024年1月に竣工の予定だ。

 当該プラントは廃棄物処理と併せて49,000kWの出力で発電を行うことができる。処理能力610t/日のプラント2炉から成り、年間で40万tの廃棄物処理が可能だ。

 SBG社はこれまで欧州を中心に約120件の廃棄物発電プラントの建設を行っている。今回の受注においては2015年竣工の英国プリマス市、2017年にスコットランド・ダンディ市で受注した廃棄物発電プラントの実績が高く評価された。

*アイキャッチ 出典:JFEエンジニアリング株式会社

【情報ソース】
英国で大規模廃棄物発電プラントを受注~米国大手Covanta社より初の受注~、2020年12月21日、JFEエンジニアリング株式会社

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