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【開発】ウェンティ・ジャパンと三井E&Sエンジニアリング、富山県入善町沖で洋上風力発電事業(約8MW)/フォーク付台船「天祐」活用し、洋上風車一括架設

2018.12.23 事業参画・売買レポート


 2018年12月19日、株式会社ウェンティ・ジャパン(以下、「ウェンティ・ジャパン」)と株式会社三井E&Sエンジニアリング(以下、「三井E&Sエンジニアリング」)は富山県下新川郡入善町で共に進めてきた洋上風力発電事業について事業会社を設立することを発表した。

 当該事業は富山県下新川郡入善町沖の海域東側に2,000kWの風車を4基設置し、発電容量7,495kWの風力発電事業を実施するものである。発電された電力はFIT制度に基づき、全量を北陸電力株式会社へ売電する。発電開始は2021年01月の予定だ。

 事業会社への出資比率は現時点ではまだ未定であるが、ウェンティ・ジャパンと三井E&Sエンジニアリングが出資者となり、入善町内に新設する。事事業資金は株式会社北都銀行や地元金融機関から組成されるプロジェクトファイナンスで調達する計画だ。

(フォーク付き台船による施工法 出典:株式会社三井E&Sエンジニアリング)

  当該事業では三井E&Sエンジニアリングが独自に開発した「小規模着床式洋上風力発電所」の施工方法が採用された。予め地上で組み立てた風車をフォーク付台船に積み込み、そのまま約40kmを輸送し、設置個所の海上基礎に据え付けるというものだ。フォーク付台船は三井E&S造船株式会社が建造した全長148.3mの「天祐」を使用する。風車の組み立ては富山湾に面した新日本海重工業株式会社が行う。この洋上風車一括架設方式の採用で工期を短縮することができ、漁業への影響を最小限に抑えることが可能になった。

 当該洋上風力発電事業を通じて、洋上風力発電所の観光資源化や漁礁効果を活用した漁業との共生なども計画されており、今後も地元と協調した事業運営を目指して開発を進めるようだ。

*アイキャッチ 風車稼働時のイメージ図 出典:株式会社ウェンティ・ジャパン

【情報ソース】
富山県下新川郡入善町沖における洋上風力発電事業が本格スタート~国内初の一般海域における洋上ウインドファーム事業開始のお知らせ~、2018年12月19日、株式会社三井E&Sエンジニアリング

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