2019年04月08日、東京ガス株式会社(以下、「東京ガス」)は仏国のエンジ―社と共同で、メキシコでの再生可能エネルギー開発事業に取組むことを発表した。東京ガスグループとしては初の海外再生可能エネルギー事業への参画となる。

 メキシコでの再生可能エネルギーの開発・運営を行う事業プラットフォームとしてエンジ―社が共同開発運営会社(以下、「共同会社」)を設立しており、東京ガスがその共同会社の株式を50%取得する。取得後は共同会社の名称を「エオリオス・エンテーヘー」と改称し、共同で事業開発に取り組む。

(トレスメサス3 出典:東京ガス株式会社)

 共同会社は2つの陸上風力発電と4つの太陽光発電で構成された再生可能エネルギー発電プロジェクト(発電出力の合計は899MW)を保有する予定だ。6つのプロジェクトのうち稼働しているものはタマウリパス州のトレスメサス3(風力)のみだが、残りの施設についても2020年07月までに全て稼働する。また、6つのプロジェクトは全てメキシコ電力オークションにおいて落札した15年間の長期売電契約を持っており、安定した事業運営が見込める建付けとなっている。

(6つのプロジェクト所在地 出典:東京ガス株式会社)

 

発電所名称電源所在地(州)送電端出力
(万kWe)
最大出力
(万kWp)
商業運転開始予定
1Tres Mesas 3
(トレスメサス3)
風力タマウリパス4.955.182019年02月
2Trompezon
(トロンペソン)
太陽光アグアスカリエンテス12.6015.862019年07月
3Villa Ahumada
(ビジャアウマダ)
太陽光チワワ15.0019.982019年07月
4Tres Mesas 4
(トレスメサス4)
風力タマウリパス9.5710.082020年03月
5Abril
(アブリル)
太陽光ソノラ9.9013.422020年07月
6Calpulalpan
(カルプラルパン)
太陽光トラスカラ20.0025.352020年07月
合計発電出力72.0289.87  -

 東京ガスグループは中長期計画「GPS2020」の中で、再生可能エネルギー電源の獲得について「国内外で100万kW規模(国内40万kW・海外60万kW)の再生可能エネルギー電源の獲得」と数値目標に掲げている。ビジネスパートナーと共同した事業参画や国内外のさまざまな国・エリアにおける事業参画を加速させることで、今後も積極的に再エネ電源開発の獲得を進める方針だ。

*アイキャッチ 出典:東京ガス株式会社

【情報ソース】
エンジ―と東京ガスによるメキシコでの再生可能エネルギー共同開発事業について、2019年04月08日、東京ガス株式会社

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