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【開発】西武鉄道、神奈川県横須賀市で太陽光発電事業に着手/発電容量は約8.3MW、年間の売電収入は約3.8億円

2018.01.25 事業参画・売買レポート


 2018年01月15日、西武鉄道株式会社(以下、「西武鉄道」)は西武グループとして最大規模となる太陽光発電事業「西部武山ソーラーパワーステーション」に着工することを発表した。

神奈川県横須賀市衣笠町
 

 当該太陽光発電事業は神奈川県横須賀市衣笠町の西武鉄道が保有する約13.6haの敷地で開発が計画されている。着工時期は2018年01月に予定しており、計画通りに進めば2019年2月に商業運転が開始される見込みだ。太陽光パネル約31,080枚を使用し、発電容量8.392MWの太陽光発電所となる。年間の発電量は約956万kWhと想定しており、一般家庭に換算すると約2,660世帯相当になる。売電収入としては年間約3億8,240万円を見込む。

(完成予想パース 出典:西武鉄道株式会社)

 西武鉄道は2017年5月に『中期経営計画(2017~2019年度)』を策定しており、「新規事業分野の創出」を重点課題とした。その中で保有資産の有効活用を重点施策と位置付けている。そのような戦略の中、国内のエネルギー情勢の変化なども鑑み、2013年4月から西武グループが保有する所有地の活用の一環として太陽光発電事業を開始させた。

 これまで西武グループとして、約1.0~2.55MWの太陽光発電所を国内で合計8施設開発・運営している。今回着手する「西部武山ソーラーパワーステーション」は9施設目となり、最大規模の太陽光発電所となる。
 グループビジョンに「常に、自然環境、地球環境への配慮を忘れません」を掲げており、今後もグループの保有資産の太陽光発電事業化が進みそうだ

*アイキャッチ 出典:西武鉄道株式会社

【情報ソース】
西武グループの太陽光発電事業9カ所目となる「西部武山ソーラーパワーステーション」を着工します!(*PDFファイルが開きます、404KB)、2018年01月15日、西武鉄道株式会社

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