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【稼働】日立キャピタル・よこはま風力発電、青森県横浜町で蓄電池併設型の風力発電所が稼働/風車14基、出力32.2MW

2018.02.09 事業参画・売買レポート


 2018年02月01日、日立キャピタル株式会社(以下、「日立キャピタル」)は同社のグループ企業「よこはま風力発電株式会社(以下、「よこはま風力発電」)」が青森県横浜町に開発した「横浜町雲雀平(ひばりたいら)風力発電所」の商業運転開始を発表した。

〒039-4156 青森県上北郡横浜町雲雀平

 

 同発電所は発電容量32.2MWの蓄電池併設型の風力発電所である。発電容量2.3MWの風力発電システムが14基が使用されている。年間予想発電量は一般家庭の使用電力量に換算すると約1万5,000世帯相当となる。発電した電力は20年間に亘って電力会社へ全量売電する。

 事業会社である「よこはま風力発電」は日立キャピタルグループの日立サステナブルエナジ―株式会社(以下、「日立サステナブルエナジー」)と青森県横浜町の共同出資会社である。資本金は10百万円、出資比率は日立サステナブルエナジーが76%、青森県上北郡横浜町が24%となっている。

 日立キャピタルグループは再生可能エネルギーなどの環境・エネルギーを注力分野に位置づけている。風力発電分野には2003年に金融サービスの提供からスタートしたがその後、発電システムのリースや保険、ファイナンシャル・アドバイザー、発電事業などのノウハウを組合せたソリューションとしてサービスの一括提供をするまでになっている。
 今後も低炭素社会の実現に向けて、市場規模の拡大が見込める風力発電分野などでエネルギーソリューションの提供を進めていく方針だ。

*アイキャッチ Photo by Brady Bellini on Unsplash

【情報ソース】
青森県横浜町で32.3MW「横浜町雲雀平(ひばりたいら)風力発電所」が運転開始(*PDFファイルが開きます、235KB)、2018年02月01日、日立キャピタル株式会社(日立キャピタル株式会社、よこはま風力発電株式会社の共同発表)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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