【政策】経済産業省、北海道苫小牧市沖の一部区域をCCS事業法の特定区域に指定

2025.02.24 事業参画・売買レポート


 2025年2月21日、経済産業省は二酸化炭素の貯留事業に関する法律(以下、「CCS事業法」)に基づき、北海道苫小牧市沖の一部区域を特定区域として指定し、特定区域における試掘の許可申請について受付を開始したことを発表した。

 CCS事業法における試掘に係る規定は2024年11月18日に施行されており、特定区域の指定はCCS事業法における初の指定となる。

 経済産業省は今後提出される許可申請に対して、CCS事業法上の許可基準に照らして審査を行い、関係都道府県知事協議や利害関係者からの意見募集等を踏まえ、試掘の許可について判断を行う。

 北海道・苫小牧エリアでは出光興産株式会社(以下、「出光興産」)、北海道電力株式会社(以下、「北海道電力」)、石油資源開発株式会社(以下、「JAPEX」)の3社がハブ&クラスター型CCUS事業を2030年度までに立ち上げること目指して共同検討を進めている。

 上記3社が出資する日本CCS調査株式会社が大規模なCCSの実証試験も行っており、累計CO2圧入量30万トンを達成して当該実証試験は終了している。実証試験では、CO2を含むガスをパイプラインで輸送し、ガスからCO2を分離・回収して海岸から3~4km離れた海底下(深度1,000~1,200mおよび深度2,400~3,000m)の貯留槽へ圧入・貯留した。

*アイキャッチ UnsplashTERRAが撮影した写真

【情報ソース】
CCS事業法に基づき、北海道苫小牧市沖の一部区域を特定区域として指定しました、2025年2月21日、経済産業省

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