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【プロジェクトファイナンス】山口銀行等、山口県の太陽光発電事業に約45億円のプロジェクトファイナンス組成/Chance地銀共同化行のみでの協調融資は初

2017.03.22 トピック


 平成29年3月13日、株式会社山口銀行(以下、「山口銀行」)は合同会社岩国ソーラーが実施する太陽光発電事業に対して、総額約45億円のプロジェクトファイナンスを組成したと発表した。

 融資は協調融資(シンジケートローン)の形が取られ、参加行は「Chance地銀共同化行(*)」と呼ばれる山口銀行、株式会社常陽銀行、株式会社百十四銀行、株式会社十六銀行、株式会社南都銀行の5行であり、山口銀行がリード・アレンジャーを務める。融資の総額は約45億円。再生可能エネルギーの大規模発電事業に対して、Chance地銀共同化5行のみでシンジゲートローンを組成するのは初の試みとなる。

*Chance地銀共同化行:三菱東京UFJ銀行の勘定系・情報系などの基幹システムを基に構築した「Chance地銀共同化システム」を共同利用する地銀の広域連携。現在の参加行は常陽銀行、百十四銀行、十六銀行、南都銀行、山口フィナンシャルグループ。

 今回の融資対象となった事業は合同会社岩国ソーラーが山口県柳井市阿月の旧ゴルフ場跡地を活用し、11.8MW規模の太陽光発電所の開発・運営を実施するものである。

【情報ソース】
Chance地銀共同化行による太陽光発電事業向けプロジェクトファイナンス組成について(*PDFファイルが開きます、119KB)、平成29年3月13日、株式会社山口銀行

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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