• Home
  • 事業参画・売買レポート
  • 【融資】山口銀行、地銀3行と42.5億円のシンジケート・ローンを組成/山口県の太陽光発電事業/DBJが協働で金融機会を創出

【融資】山口銀行、地銀3行と42.5億円のシンジケート・ローンを組成/山口県の太陽光発電事業/DBJが協働で金融機会を創出

2016.04.27 事業参画・売買レポート


 平成28年4月22日、株式会社山口銀行(以下、「山口銀行」)がSDTソーラーパワー株式会社が実施する太陽光発電事業のプロジェクトファイナンスに関してシンジケート・ローンを組成したことを発表した。総額42.5億円である。

 このシンジケート・ローンには地域金融機関である山口銀行、伊予銀行、愛媛銀行、四国銀行の4行が参画しており、アレンジャーは山口銀行が務める。融資先のSDTソーラーパワーはソーラーフロンティア、株式会社日本政策投資銀行(以下、「DBJ」)、太陽石油の3社が共同で今年1月に出資して創立した合弁会社。DBJが昨年措置された「特定投資業務」を活用し、この合弁会社のファイナンシャル・アドバイザーとして4行と協働することで今回のシンジケート・ローンの組成に至った。

 SDTソーラーパワーによる太陽光発電所の概要                              

所在地山口県宇部市および山陽小野田市
敷地面積約18万m2(太陽石油保有地)
設備出力約16.5MW
年間発電量約2,000万kWh
着工2016年7月(予定)
完工2017年8月(予定)
モジュールソーラーフロンティア製 CIS薄膜太陽電池パネル 約10万枚

01(太陽石油山口事業所に隣接する太陽光発電所の建設予定地 資料:ソーラーフロンティア株式会社)

【情報ソース】
SDTソーラーパワー㈱に対し、地域金融機関4行によるプロジェクトファイナンスの組成について-市場活性化ファイナンスの活用により太陽光発電事業を支援-、平成28年4月22日、株式会社日本政策投資銀行
プロジェクトファイナンスに関するシンジケート・ローンの組成について(※PDFファイルが開きます、94KB)、平成28年4月22日、株式会社山口銀行

, , ,


デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ