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【稼働】日本アジア投資&リニューアブル・ジャパン、静岡県伊豆の国市でメガソーラー発電所が売電開始/最大出力約2.9MW、FIT価格32円/kWh

2017.06.15 事業参画・売買レポート


 2017年6月12日、日本アジア投資株式会社(以下、「日本アジア投資」)は静岡県伊豆の国市で開発したメガソーラー発電所の売電開始を発表した。当該案件はリニューアブル・ジャパン株式会社との協業になる。

〒410-2311 静岡県伊豆の国市浮橋

 発電所名称は「伊豆の国市浮橋太陽光発電所」。総工費は約10.8億円。開発資金の内、約85%はプロジェクトファイナンスにて調達している。
 太陽電池パネル設置容量は2.9MWで、一般家庭で換算すると年間で約650世帯分に相当する電力を発電する。発電された電力は固定価格取引制度(FIT制度)に基づき、32円/kWhで東京電力グループへ売電される。

(発電所の様子 出典:日本アジア投資株式会社)

事業の概要                                                                                                            

名称伊豆の国市浮橋太陽光発電所
最大出力2.9MW (太陽電池パネル設置容量ベース)
年間予想発電電力量約300万kWh
(一般家庭約650世帯分に相当)
総工費約10.6億円 (約85%をプロジェクトファイナンスにより調達)
売電先東京電力グループ
買取価格(FIT価格)32円/kWh (消費税等含まず)

 2017年3月末時点における、日本アジア投資が投資したメガソーラープロジェクトの実績は企画中のものまで含めて23件、発電出力ベースで113.8MW(日本アジア投資の持分:67.0MW)。すでに稼働・売電中のものが7件(13.5MW)であるものの、建設中のもので7件(67.5MW)の他に、企画中のもので9件(32.8MW)あり、事業規模は拡大しつつある。

 日本アジア投資では東京証券取引所の上場インフラファンド市場が開設されるなど外部環境が整ってきたことを理由に、一部のプロジェクトは売却する方針とした。現に、2017年3月期決算では5件(合計17.7MW)のメガソーラープロジェクトが売却され、売却益約770百万円を計上している。大きな収益貢献である。
 今後も売却により資産の入れ替えを行い、収益性や資金効率を高めていくことを選択肢の一つとして考えているようだ。

*アイキャッチ 出典:日本アジア投資株式会社

【情報ソース】
静岡県伊豆の国市におけるメガソーラー発電所 売電開始のお知らせ、2017年6月12日、日本アジア投資株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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