2026.01.28
【実証】旭化成と日揮HD、福島県浪江町でグリーンアンモニアの製造開始
2026.01.28 トピック
2026年1月27日、旭化成株式会社(以下、「旭化成」)と日揮ホールディングス株式会社(以下、「日揮HD」)はグリーンアンモニア製造技術の実証プラントでにおいてアンモニア製造を開始したことを発表した。
当該事業は旭化成と日揮HDが共同で採択された、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)グリーンイノベーション基金事業「大規模アルカリ水電解水素製造システムの開発およびグリーンケミカルプラントの実証」プロジェクトの一環として行われているものだ。
旭化成は実証プラントに隣接する福島水素エネルギー研究フィールドにおいて10MW級大型アルカリ水電解システムで水素を製造し実証プラントへ供給する。日揮HDは供給された水素を原料にグリーンアンモニアを製造し、株式会社レゾナックを通じて近隣の火力発電所に供給する。火力発電所ではグリーンアンモニアは排煙脱硝用途として活用される予定だ。日揮HDはプラントの運転を最適化する「統合制御システム」の検証やグリーンアンモニア製造技術の確立を目指した改善も進める。
実証プラントの名称は「浪江グリーンアンモニア統合制御実証フィールド(Namie Green Ammonia Integrated Control System Demonstration Field、通称:NAMICS)」。2023年10月から進められていた工事は2025年11月に完了しており、試運転を経て、2026年1月上旬からグリーンアンモニア製造の開始となっている。実証プラントのアンモニア製造能力は日量4トン。
今回の実証で得られた知見は旭化成が2027年度以降に計画する大規模グリーンケミカル実証プラントで活用される予定となっている。
*アイキャッチ UnsplashのMichael Benzが撮影した写真
【情報ソース】
・福島県浪江町でグリーンアンモニアの製造を開始ー近隣の火力発電所に供給へー、2026年01月27日、日揮ホールディングス株式会社
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