【戦略】パシフィックパワーと三菱HCキャピタル、脱炭素先行地域で特別目的会社を設立　自治体新電力の脱炭素への取り組みを支援

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　2024年4月11日、パシフィックコンサルタンツ株式会社はグループ会社のパシフィックパワー株式会社（以下、「パシフィックパワー」）と三菱HCキャピタル株式会社（以下、「三菱HCキャピタル」）が脱炭素先行地域に指定されている滋賀県湖南市および高知県日高村において、脱炭素への取り組みを支援する特別目的会社を設立したことを発表した。

　両地域では自治体とパシフィックパワーが共同で「こなんウルトラパワー株式会社」、「高知ニューエナジー株式会社」（以下、「自治体新電力」）を設立しており、脱炭素事業が計画されている。

　新会社は自治体新電力が行う複数の脱炭素事業をひとつにまとめた20年間のプロジェクトとして、資金調達計画、導入前の調査から導入後の運用業務まで担う。脱炭素事業を進める上で発生する専門的な業務を自治体新電力に替わって担うことで、自治体新電力の負担を減らす。これにより自治体新電力は導入先の選定、関係者との調整、サービス料の回収などに専念することが可能になる。

　パシフィックパワーは設備導入計画立案、設備の運用、エネルギーマネジメントを担い、三菱HCキャピタルは主に資金計画立案、資金管理、ファイナンス面全般、設備の施工管理、資産管理における支援を行う。

　今後両社は脱炭素先行地域での脱炭素化だけでなく、自治体新電力による地域の脱炭素を目的とした設備導入等の支援を行うプラットフォームを目指す方針。

*アイキャッチ　UnsplashのRaphael Cruzが撮影した写真

【情報ソース】
・パシフィックパワーと三菱HCキャピタルが脱炭素二貢献する特別目的会社を設立 脱炭素先行地域の滋賀県湖南市および高知県日高村における設備導入を支援、2024年4月11日、パシフィックコンサルタンツ株式会社（*パシフィックパワー株式会社、三菱HCキャピタル株式会社の共同リリース）

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