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【PPP】ヒューリック・医誠会・仁厚医学研究所、大阪市水道局所有地で劇場・教育施設を組込んだ国際医療拠点を建設・運営/病院不動産投資に参入

2018.09.05 PPP


 2018年08月24日、ヒューリック株式会社(以下、「ヒューリック」)は医療法人医誠会と一般財団法人仁厚医学研究所とともに、大阪市が実施した「もと扇町庁舎用地及びもと扇町庁舎南側用地売却に関する開発事業者募集プロポーザル」において、事業予定者に選定されたことを発表した。

 当該事業は大阪市水道局が保有する南扇町6番街区と南扇町4番街区の土地を一体で売却し、土地を購入した民間事業者が賑わいを生む複合施設を建設・運営するものである。2段階の公募型プロポーザル方式で選定手続きが採られ、08月24日に価格提案審査を実施し、ヒューリックが代表企業を務めるグループ(代表企業:ヒューリック、構成員:医療法人医誠会・一般財団法人仁厚医学研究所)が事業予定者に選定された。

 大阪市が示していた土地の活用条件は、地域の東西方向の人の回遊と集積を促し、広域からの集客も見込め、新たなコミュニティを創出しながら当該開発エリアの活性化や地域の賑わい創出を目指すというもの。

 ヒューリックはまちの活性化拠点として構想し、「文化創造拠点」、「交流促進拠点」、「国際医療拠点」といった3つの拠点機能を備えた複合施設を提案した。地下1階地上13階建て、延床面積約5万3千㎡の建物となる計画だ。建物の低層部には劇場やカフェ・コンビニ・子ども英語教育施設等を配置し、地域内外の人の交流を促進させる。上層部には医療法人医誠会が運営する医療ツーリズムにも対応した約560床の高度急性期医療施設が入居する。

(北東側外観パース 出典:ヒューリック株式会社)

 代表事業者としてヒューリックがこれら全体のアレンジメントを行い、土地の大半を取得した後は医療法人医誠会へ長期賃貸する形を取る。これによって医療法人医誠会は土地取得に要する費用が発生せず、病院建物や手術機器等の設備に対して資金を集中させることが可能となった。

 ヒューリックではPPP手法を用いた公有地の開発などを成長戦略の一つに位置付けており、当該事業は昨年実施された東京都墨田区の「両国リーバセンタープロジェクト」に次いで8件目の案件となる。同社ではPPP事業の他に、「高齢者・健康」」「観光」「環境」の3つの分野も新たなビジネス領域と見ており、今後も同分野を中心に開拓・強化を進める方針だ。

*アイキャッチ 出典:ヒューリック株式会社

【情報ソース】
大阪市水道局「もと扇町庁舎用地及びもと扇町庁舎南側用地売却に関する開発事業者募集プロポーザル」の事業予定者に決定(*PDFファイルが開開きます、318KB)、2018年08月24日、ヒューリック株式会社
「扇町用地活用方針」の公表及び市有不動産のプロポーザル方式による売払いのお知らせ【土地】、2018年01月10日、大阪市

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)

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