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【組成】第一生命と英M&G社、海外インフラデットファンドの第二号案件を共同組成/第一号案件はファンド大賞受賞

2018.06.08 インフラファンド動向


 2018年06月04日、第一生命保険株式会社(以下、「第一生命」)は英国の運用会社M&G Investments(以下、「M&G社」)と海外インフラデットファンド『M&G Infrastructure loan Fund』(以下、「当該ファンド」)を共同で組成し、リード投資家として70百万ポンド(約100億円)を出資することを発表した。

 運用するのはM&G Alternatives Investment Management Limited。当該ファンドでは、主に欧州諸国のPPP案件や鉄道、学校、病院等の海外インフラ関連プロジェクトファイナンス債権への投資を予定している。第一生命はM&G社の持つ日本やグローバル商業銀行等とのネットワークを活用して、収益性の高いプロジェクトファイナンス債権への投資機会をさらに拡大させる方針だ。

 第一生命が海外インフラデットファンドの組成協力をし、出資参画するのは今回で2度目となる。前回は2016年に組成された海外インフラデットファンド「Cosmic Blue PF Trust Lily」にシード資金100億円を出資する形で参加している。

 こちらのファンドは株式会社みずほ銀行と同社グループ会社のグローバルオルタナティブインベストメンツ株式会社(以下、「MAGI」)が組成し、MAGIが投資顧問会社として運用を行っている。PEI Media Group が主催する「Infrastructure Investor Award 2017 – Debt Fundraising of the Year, Global」及び「Private Debt Investor Award 2017 – Infrastructure Debt Manager of the Year, Asia-Pacific」を受賞しており、ファンドの先進的なスキーム等が評価されている。

*アイキャッチ Photo by Luca Micheli on Unsplash

【情報ソース】
海外インフラ投資拡大に向けた共同組成ファンド第二号案件への出資~先進性を評価され、第一号案件は同分野のファンド大賞を受賞~(*PDFファイルが開きます、136KB)、2018年06月04日、第一生命保険株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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