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【プロジェクトファイナンス】百五銀行としずおか信用金庫、静岡市のPFI学校給食センター建替事業に融資/百五銀行のPFI事業への融資実績は44件に

2017.12.21 インフラ融資


 2017年12月15日、株式会社百五銀行(以下、「百五銀行」)はしずおか信用金庫とともに、静岡市が実施するPFI事業「静岡市立北部学校給食センター建替整備等事業」に対して、総額20億38百万円のプロジェクトファイナンスを組成し、当該事業を進める株式会社静岡北部学校給食サービス(以下、「SPC」)との間で優先貸付契約を締結したことを発表した。

 当該PFI事業は36年間稼働してきた旧静岡市立北部学校給食センターを解体した後、新たに給食センターを設計・建設し、維持管理及び運営までをBTO方式で実施するものである。事業期間は平成28年2月~平成45年3月までの約17年間。設計・建設及び開業準備期間が約2年、維持管理・運営期間が約15年で計画されている。総事業費は税込約83億8千万円。

 SPCは事業落札時にグループを構成していた株式会社ニッコクトラストを始めとする10社の出資により設立されている。百五銀行としずおか信用金庫はこのSPCに対して、事業の初期投資費用に当たる20億38百万円を融資する。SPCが事業実施し、その対価として静岡市からSPCに支払われるサービス対価が融資返済の原資となる。融資期間は15年6か月。アレンジャー及びエージェントは百五銀行が務めた。

(PFI事業全体像 株式会社百五銀行)

 百五銀行は平成14年に初めてPFI事業への融資に参画して以来、PFI事業に対して積極的に対応し、実績は今回の融資で44件目となった。アレンジャーとしては19件目。

【情報ソース】
「静岡市立北部学校給食センター建替整備等事業」に対する優先貸付契約の締結について(*PDFファイルが開きます、113KB)、2017年12月15日、株式会社百五銀行

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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