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【売買】東京都の官民連携再生可能エネルギーファンド、太陽光発電所2施設に投融資/震災後の地域復興と活性化にも貢献、南相馬

2017.09.26 事業参画・売買レポート


 2017年9月19日、東京都は官民連携再生可能エネルギーファンド事業において、新たに2つの太陽光発電事業に対して投融資を実行したと発表した。

(官民連携再生可能エネルギーファンドの投融資案件 出典:東京都)

 投融資を実行したのは、都が官民連携で創設した2つの再生可能エネルギーファンド。JAGインベストメントマネジメント株式会社が運営する「JAG広域型ファンド」とスパークス・アセット・マネジメント株式会社が運営する「スパークス広域型ファンド」だ。投融資にあたり、具体的な額は明らかにされていない。官民連携再生可能エネルギーファンドの投融資案件数は11となった。

 JAG広域型ファンドは群馬県吾妻郡嬬恋村の太陽光発電所(嬬恋ソーラーウェイ合同会社)に投融資した。総事業費約62億円かけて整備された太陽光発電所で、すでに今年の8月に運転開始されている。発電容量は15.4MW。

 一方、スパークス広域型ファンドは福島県南相馬市の太陽光発電所(SGET南相馬メガソーラー合同会社)へ投融資した。総事業費は約110億円、運転開始は平成32年3月を予定している。発電容量は約36.8MW。

 東京都は今回の投融資について、「太陽光発電所の建設により再生可能エネルギーの導入を促進するものであり、また、福島県の案件については、東日本大震災の被災地に太陽光発電所が建設され、震災後の地域の復興と活性化に貢献していくことも期待されます。」とコメントしている。

【情報ソース】
官民連携再生可能エネルギーファンドの投融資案件について、2017年9月19日、東京都会計管理局

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