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【コンセッション】東京都、コンセッション方式を前提に有明アリーナの管理運営に関するヒアリングを実施/1月下旬~2月中旬

2016.12.26 コンセッション


 平成28年12月22日、東京都はコンセッション方式を前提に、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の会場となる有明アリーナの施設運営に関して民間事業者のヒアリングを実施すると発表した。

 ヒアリングの対象となる施設は新設される『有明アリーナ』(有明北地区:東京都江東区有明1丁目)。オリンピック競技大会時はバレーボールの競技会場として、パラリンピック競技大会時には車いすバスケットボールの競技会場として予定されている。東京都はこの施設にコンセッション方式を導入し、民間の活力を施設の運営・管理に有効活用したい方針だ。

 ヒアリングは平成29年1月下旬から2月中旬までで予定されており、30~60分程度の時間で実施される。(なお、参加の申込は平成29年1月20日(金)正午までとなっている。)民間事業者のアイデア・ノウハウの保護の観点から、個別に非公開の形で行われる。
 具体的なヒアリング項目は以下の5つである。

1. 施設の活用方策
2.
収益増加の方策
3.
追加投資の意向
4. 地域活性化の取組
5. その他自由提案

 事業条件や運営権対価の規模感について民間事業者の意見を聞くとともに、東京2020大会後の追加投資(施設改修など)の意向や地域活性化への貢献策に関してもアイデアを募り、東京都として初めてとなるコンセッション方式での施設運営に向け、貴重な条件整理の機会としたい考え。

 12月16日の定例記者会見で小池知事は、有明アリーナをコンセッション方式を導入した施設として新設すると発表していた。

【情報ソース】
有明アリーナの管理運営に関するヒアリングを実施します、平成28年12月22日、東京都

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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