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【開発】日本ガイシ、国内外の製造拠点の屋根や隣接地に太陽光発電導入へ 2025年度までに計40MW

2022.11.27 トピック


 2022年11月24日、日本ガイシ株式会社(以下、「日本ガイシ」)は2025年度までに国内外の製造拠点に合計40MWの太陽光発電設備を導入することを発表した。再生可能エネルギーを全量自家消費することで年間2.2万トンの二酸化炭素排出量を削減する。

 第一弾として、海外の主要製造拠点であるポーランド共和国(以下、「ポーランド」)とタイ王国(以下、「タイ」)で太陽光発電設備の導入を進める。ポーランドではNGKセラミックスポーランド第一工場(シロンスク県グリヴィツェ市)の建屋屋根上と隣接地、第二工場(シロンスク県ドンブロヴァ・グルニチャ市)の隣接地に合計15.1MW相当を導入する。タイではNGKセラミックスタイランド(サムットプラカーン県)の建屋屋根上等に4.25MWの太陽光発電設備を導入する。年間発電電力量はポーランドで15,240MWh、タイで5,560MWhを見込んでいる。

 日本ガイシは積極的に太陽光発電設備などの導入を進め、2025年度までに海外拠点で使用する電力は全量を再生可能エネルギーに切り替える方針だ。今後の太陽光発電設備導入計画は下記の通り。太陽光発電設備の導入に加えて、NAS蓄電池の導入や水素・アンモニアのセラミックス製造への利用といった取り組みも進める。

◯太陽光発電設備設置のロードマップ

稼働年度2022年度2023年度2024年度2025年度
NGK本体・多治見工場:2.6MW
・名古屋工場:0.32MW
・石川工場:2.6MW・小牧工場:1.0MW(計画中)
国内グループ会社・NGKセラミックデバイス:6.8MW(計画中)・NGKオホーツク:1.4MW(計画中)
海外グループ会社・中国:2.4MW
・ポーランド:1.2MW
・タイ:4.25MW
・ベルギー:2.73MW(計画中)
・ポーランド:15.1MW・メキシコ:5.94MW(計画中)
 

*アイキャッチ NGKセラミックスポーランド第二工場(PV運転開始予定:2024年6月) 出典:日本ガイシ株式会社

【情報ソース】
2025年度までに国内外製造拠点に計40メガワットの太陽光発電設備を導入 年間2.2万トンのCO2を削減しカーボンニュートラルに貢献、2022年11月24日、日本ガイシ株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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