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【戦略】九州電力、豪州ビクトリア州政府と木質バイオマス資源活用の研究について覚書締結/バイオマス混合新燃料を開発

2019.04.20 トピック


 2019年04月18日、九州電力株式会社(以下、「九州電力」)は豪州ビクトリア州政府と木質バイオマス資源を利用した技術開発やその利活用に関して覚書を締結したことを発表した。

 石炭火力発電のCO2排出量削減には、既存の石炭火力発電におけるバイオマス資源の利用拡大(バイオマス資源の混焼)が有効な手段の一つとされている。九州電力は国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」の委託事業において、2018年10月から日鉄エンジニアリング株式会社とともにバイオマス混合新燃料の実用化に向けた技術開発・研究(*)を進めている。

(*)  研究テーマ:CO2排出量削減をエネルギーセキュリティを両立させるバイオマス混合新燃料の実現可能性に関する研究(九州電力株式会社、新日鉄住金エンジニアリング株式会社)、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構

 今回の覚書締結よりバイオマス混合新燃料の材料となる木質バイオマス資源が豊富な豪州ビクトリア州と連携し、さらに技術開発を推進する方針だ。

*アイキャッチ 出典:九州電力株式会社

【情報ソース】
豪州ビクトリア州政府と木質バイオマス資源活用研究に関する覚書を締結しました-CO2排出量削減に向けたバイオマス混合新燃料の開発を推進-、2019年04月18日、九州電力株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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