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【戦略】清水建設、小水力発電事業に本格参入/富山県での開発を皮切りに10数か所で開発を進め、総売上20億円を目指す

2019.01.19 トピック


 2018年01月09日、清水建設株式会社(以下、「清水建設」)は小水力発電事業に本格参入することを発表した。第一弾として、2019年5月にも富山県内で小水力発電所の建設に着手する。

 清水建設では2016年12月から富山県内での小水力発電事業の事業化検討を進めてきた。検討結果を踏まえて2017年12月に、日本小水力発電株式会社(以下、「日本小水力発電」)と日本エレクトロニクスサービス株式会社(以下、「日本エレクトロニクスサービス」)と共同で事業会社「水の国電力株式会社」(以下、「水の国電力」)を設立している。
 同社の資本金は5千万円。出資比率は清水建設が51%、日本小水力発電が45%、日本エレクトロニクスサービスが4%。

(小水力発電所のイメージパース 出典;清水建設株式会社)

 第一弾となる富山県内の案件は総事業費約16億円を投じ、発電容量960kWの小水力発電所を建設し発電を行うものである。発電した電力は固定価格買取制度に基づき、20年間に亘って売電を行う。計画通りに開発が進めば、2020年12月にも運転開始の見込みだ。

 当該発電所の稼働後は富山県内の他地域を含めた5~6県の計10数か所で小水力発電開発を積極的に進める方針だ。総売上20億円を目指して、2030年までに総発電容量1万kW体制を構築する。

*アイキャッチ 出典:清水建設株式会社

【情報ソース】
小水力発電事業に本格参入~富山県内に小水力発電所を建設へ~、2018年01月09日、清水建設株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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