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【M&A】日立造船、豪州の造水事業会社を買収/自社技術との相乗効果を期待

2016.12.22 トピック


 平成28年12月19日、日立造船株式会社(以下、「日立造船」)は世界各国で海水淡水化や産業用水処理事業を展開するオーストラリアのOsmoflo Holdings Pty Ltd社(以下、「オスモフロー社」)の株式を取得し子会社化することを発表した。

 取得価額は非開示とされているが、オスモフロー社の議決権所有割合70%の株式を取得する。残りの30%はMarubeni Water Australia Pty Ltd社が保有する。

 オスモフロー社は逆浸透膜(RO膜)技術を中心に高い技術力を持ち、豪州、中東、南米、東南アジア等世界各国で海水淡水化や産業用水処理事業を実施している。日立造船は今回の買収によって、中東をはじめとする海外地域での海水淡水化・産業用水処理事業の受注機会拡大に繋がると見込んでいる。

【情報ソース】
Osmofloグループの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ(*PDFファイルが開きます、129KB)、平成28年12月19日、日立造船株式会社

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