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【戦略】前田建設、中期経営計画『Maeda JUMP ’16~’18』を策定/国内・外のコンセッション事業に取り組み、脱請負を目指す

2016.05.17 トピック


 平成28年3月23日、前田建設工業株式会社(以下、「前田建設」)は中期経営計画『Maeda JUMP ’16~’18』を策定した。

 これまで前中期経営計画『Maeda STEP ’13~’15』の下、「建設業で環境経営NO.1」を標榜し、コア事業以外での新しい収益基盤として再生可能エネルギーやPPP事業へ取り組み、事業のグローバル化を進めてきた。昨年は太陽光発電事業を対象としたインフラファンドを組成し、仙台空港のコンセッション事業では事業者として選定されるなど成果を上げてきた。

 今回の新たな中期経営計画『Maeda JUMP ’16~’18』では、これまでの脱請負事業の推進や事業のグローバル化・海外展開をさらに発展させ、社会との共有価値の創出にまで高めたい考えだ。

 脱請負事業の推進に関しては、国内のコンセッション事業や再生可能エネルギー事業への取組を拡大させるほか、インフラ整備の需要が見込まれる新興国を対象にした海外コンセッション事業への挑戦などさらに意欲的なものとなっている。一方で、国内とは勝手の異なる海外でのリスク管理や契約管理の強化も進める。収益基盤を構築し、海外での安定した業務受注に繋げる狙いだ。

【情報ソース】
『中期経営計画「Maeda JUMP ’16~’18」の策定に関するお知らせ』、平成28年3月28日、前田建設工業株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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