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【書籍案内】『 はじめて取り組む自治体職員のための成果連動型委託契約(PFS)/ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)実践ガイドブック 』(第一法規)

2021.12.01 書籍案内



書籍名 : はじめて取り組む自治体職員のための成果連動型委託契約(PFS)/ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)実践ガイドブック
著 者 :北野 隆志、藤田 力(著)

発行所 : 第一法規
版 型 : A5

ページ : 272ページ
価格(税別) : 3,000円
発行年月 : 2021年10月04日    ISBNコード :978-4-474-07331-9

〇内容紹介

PFS/SIBの事業化について、具体的にどうやったら実行できるか、どんな情報をどこで収集すればよいかなど、はじめてPFS/SIBに取り組む自治体担当者のための具体的な情報を提供する日本で初めての書籍。

商品の特色
〇地域を変える官民連携の新たな選択肢としてPFS/SIBの手法を紹介
〇実務経験者が京大公共政策大学院で学んだエッセンスを詰め込んだ一冊!
〇はじめてPFS/SIBに取り組む自治体職員必携のPFS/SIBガイドブック
〇PFS/SIB事業化における計画の立て方・進め方や契約方法・リスクヘッジ方法などを具体的に紹介

◯主要目次

はじめに
Pay for Success~行政に成果連動を導入する
Pay for Successの衝撃
失敗を恐れない、チャレンジできる行政
社会課題解決のためにインパクトある事業を行政が行う
政策発想ツールとしてのPFS/SIB
弁護士からみた行政の世界
本書の成り立ち
本書の特色
PFS/SIBに取り組む当事者・プレイヤーに着目
PFS/SIBの背後にある考え方を説明
本書の全体地図
本書の目的
本書の構成 本書の見どころ

第1章 PFS/SIBという思想
第1節 成果連動型報酬という考え方
成果連動型報酬だらけの日常~大昔より人類に刻み込まれたコンセプト~
「古事記」と成果連動型報酬~ヤマタノオロチにお酒を飲ませるかどうかはお任せで~
行政と成果連動型報酬~市民体育館の建設によって、市民は健康になれるか?~
意思決定と成果連動型報酬~新しいアイデアが採用されるとき、されないとき~

第2節 パートナーシップという考え方
市民意識と企業意識~社会貢献したい個人、社会貢献で成長したい企業~
複雑化する社会課題~世界中に押し寄せては積もる難題の波~
パートナーシップという課題解決手法~真のパートナーシップとは何か~
パートナーシップを発揮する前提条件~できないことは、できないと言おう~
社会的インパクト~社会に実際に影響を与えたかが問われる時代~

第3節 地方自治体の資金調達
地方自治体の財政~実は国家予算よりも大きな地方の財政規模~
地方自治体の主な財源(歳入)と支出(歳出)~新しいことをやるなら、「財源を増やすか、支出を抑えるか」の二択~
地方自治体の資金調達の多様化~あえて主要4財源以外の資金調達の可能性に向き合う意義~
まとめ

第4節 PFS/SIB的発想
PFS/SIB的発想と従来的発想の違い
PFS/SIB的発想の実践について

第2章 制度としてのPFS/SIB
第1節 PFS/SIBとは何か
なぜ世界はSIBに注目するのか
SIBの仕組み PFS/SIBの現状

第2節 諸外国及び日本におけるPFS/SIBの動向
諸外国におけるPFS/SIB
(1)英国(イギリス)
(2)米国(アメリカ)
(3)豪州(オーストラリア)
日本におけるPFS/SIB
日本のSIBは何がユニークか

第3章 PFS/SIB的発想で考える
第1節 公共政策としての位置づけ
なぜ公共政策から考えるのか?
アート or サイエンス
サイエンス時代の到来
EBPM(イービーピーエム)
サイエンス(科学)で万事解決!?
政策は職人芸!?
アートがサイエンスを支える
サイエンスとアートの境界
行政の無謬性~行政は間違わない!?~
因果関係

第2節 PFS/SIB的発想事例
1 SIBで地域の想いのバトンをつなぐ~社会的投資が日常にある地域を目指して~東近江市(滋賀県)
「東近江市版SIB」という新たな発想
ボトムアップによるSIBの導入
地域ファンドを核としたスキーム
SIBは地域課題を地域住民に知ってもらう最高の道具
SIB導入のジレンマ
仕組みと想いのバトンをいかに次につなぐか
まとめ

2 チャレンジを応援し合える地域の仕掛け~他市事例の再現から、西条ならではのSIBへ~西条市(愛媛県)
自治体SDGsをSIBで成し遂げる
始まりはトップダウンから
とにかく始まった第1期SIB事業で発揮したパートナーシップ
仮説が現実になった瞬間
東近江市版SIBの再現を経て、西条市のSDGsの取組みそのものへ
まとめ

3 SIBで市民の健康寿命を延ばす~前例なき本格的SIB事業を回す現場の奮闘~岡山市(岡山県)
日本最大規模のSIBプロジェクトの誕生
岡山市の健康ポイント事業の経緯
岡山市のSIB事業の体制
SIB事業を円滑に回し、環境変化に柔軟に対応する現場とは
成果指標は必達目標か、努力目標か
まとめ

4 介護予防であしたを明るくする~PFS/SIBという選択肢にゼロから挑む~堺市(大阪府)
介護予防にPFSという新たな一手で挑む
企画部門と事業部門の二人三脚による予算折衝
行政らしさを脱却した、PFS事業の新たなブランディング
介護予防施策はPFSでどう変わるか
まとめ

第3節 PFS/SIB的発想でゼロからやってみた
1 市議会議員がPFSを提案してみた~枚方市(大阪府)~木村亮太
市議会議員として提案しました
議員になった理由とPFS/SIBを提案した背景
最初はSIBを健康福祉部局に提案
SIBの提案からPFSの提案に切り替え
次はPFSを企画担当部局に提案
市長、副市長や市の幹部職員、議員が参加した研修の実施
PFSという言葉が枚方市の市政運営方針に
議員という立場と行政との関係について
議員も日々勉強が必要

2 出向者が市役所でPFSを提案してみた~堺市~藤田力
市役所職員になってみた
内閣府PFS推進室の事業に提案してみた
PFS 事業の本格検討に入る前の準備
PFS 事業を本格的に検討してみた
予算要求プロセスとその帰結

第4章 PFS/SIBの制度設計~計画の立て方・進め方
ステップ1 PFS事業の発案~PFS/SIB的発想で考え、一歩踏み出す~
1-1.対象とする行政課題の選定
1-2.事業目標等の設定
ステップ2 案件形成~決まった形はなく、何を優先するかの順位付けをしていくイメージで~
2-1.成果指標の設定
2-2.成果指標の上限値等の設定
2-3.契約期間(評価時期を含む)の設定
2-4.PFS事業効果の算出、評価
2-5.支払上限額の決定
2-6.支払条件の設定
2-7.成果評価の方法
2-8.実施体制に関する検討
2-9.留意事項
2-10.資金調達を実施する場合
ステップ3 民間事業者の選定・契約~仕様は定めず、成果水準を定める~
3-1.民間事業者の選定方法
3-2.成果水準書(仕様書)(案)等の作成
3-3.選定基準等
3-4.PFS契約の締結
ステップ4 事業実施~文字通り民間事業者に委ねる、しかし丸投げではない~
4-1.事業実施期間中のモニタリング
ステップ5 評価、支払い~民間事業者の強みが発揮されたかどうかを評価する~
5-1.成果の評価と支払い アクセスガイド~参考資料の紹介~

巻末特別収録 有識者インタビュー(京都大学公共政策大学院長 建林正彦教授)
公共政策におけるアートとサイエンスの関係
公共政策とは何か 実務家が公共政策を学ぶ意義

あとがき
索引
著者紹介

購入や詳細な内容の確認は下記リンク先でできます。
 『 はじめて取り組む自治体職員のための成果連動型委託契約(PFS)/ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)実践ガイドブック 』- (第一法規株式会社)

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