2024.12.04
【書籍案内】『 公共R不動産のプロジェクトスタディ 公民連携のしくみとデザイン』 (学芸出版社)
2018.07.20 書籍案内
書籍名 : 公共R不動産のプロジェクトスタディ 公民連携のしくみとデザイン
著者名 : 馬場正尊・飯石藍・菊地マリエ・松田東子・加藤優一・塩津友理・清水襟子 (著)
発行所 : 学芸出版社
判 型 : 四六版
ページ : 208ページ
価格(税別) : 2,000円
発行年月 : 2018年06月15日 ISBNコード : 978-4-7615-2682-5
内容紹介
公共空間の活用が加速している。規制緩和が進み、使い方の可能性が広がり、行政と民間の連携も進化。本書は企業や市民が公共空間を実験的/暫定的/本格的に使うためのノウハウを、国内外のリノベーション活用事例、豊富な写真・ダイアグラムで紹介。公共空間をもっとオープンに、公民連携をもっとシンプルに使いこなそう。
主な目次
1部 公共空間を使う4つのステップ
1 風景をつくってみる ―社会実験
タイムズスクエア ―大混雑した車道を世界一の広場に
座り場@ひろさき ―可動椅子の魔法
アーバンピクニック ―毎年進化する市民主導の社会実験
グリーンループ仙台 ―イベントの連鎖でまちを盛り上げる
スライド ザ シティ ―道路を最高のエンターテインメント空間に
ねぶくろシネマ ―河川敷で一夜限りの映画鑑賞
ミンホカオ ―高速道路の歩行者天国
〈コラム1〉 道路を開放するストリートファニチャー
〈妄想企画その1〉 使える公共空間データベース
〈妄想企画その2〉 公募プロセスをひっくり返す逆提案制度
2 仮設で使ってみる ―暫定利用
下北沢ケージ ―まちのコンテンツと出会う高架下
COMMUNE 2nd ―暫定利用地をポジティブに変える屋台村
あそべるとよたプロジェクト ―中心市街地を使いつくす壮大な実験
BETTARA STAND日本橋 ―フレキシブルな「動産」活用
テンペルホーフ空港 ―市民の自由を守る都市の余白
〈コラム2〉 暫定利用と連動したクリエイティブな再開発
3 使い方を提案する ―サウンディング
Shibamata FU-TEN Bed and Local ―所有×運営×設計の新たなフレームワーク
Kaikado Cafe ―公共施設のブラックボックスをあける
THE BAYS ―クリエイティブな公民連携で最適解を引きだす
〈コラム3〉 公募プロセスを変革する民間提案制度
〈妄想企画その3〉 妄想企画 暫定利用しながらトライアル・サウンディング
〈妄想企画その4〉 事業者と自治体をつなぐコーディネート・エージェント
4 本格的に借りてみる ―民間貸付
吉本興業東京本部 ―小学校を遊び心溢れるオフィスに
ONOMICHI U2 ―日本初!? バイクと泊れるホテル
タルマーリー ―保育園が経済循環の起点となるパン屋に
INN THE PARK ―日本初、泊まれる公園
てんしば ―民間が運営する公園の実力
グッドネイバーズ ジャンボリー ―よき隣人たちが変えるまち
浜松ワインセラー ―トンネルが天然の貯蔵庫に
〈コラム4〉 公共空間の質を保つデザインコントロール
[インタビュー] 丹埜倫(R.project)
[インタビュー] 遊休公共施設×合宿事業で新たなマーケットを創出
2部 公共空間をひらく3つのキーワード
5 シビックプライドをつくる ―オープンプロセス
スーパーキーレン ―プロセスからまちを変えた公園
KaBOOM! ―公園づくりのレシピ公開、全米でムーブメントに
マックメナミンズ ケネディ スクール ―廃校のポートランド的解釈
南池袋公園 ―都心に現れた、まちのリビング
ハイライン ―2人の若者の情熱が都市計画を変えた
パークキャラバン ―キャンプから始まる小さな公園革命
〈妄想企画その5〉 妄想企画 クリエイティブに選ぶ審査員
〈妄想企画その6〉 ハコモノの呪縛から解く、ハードとソフトの一体発注
[インタビュー] 町田誠(国土交通省都市局公園緑地・景観課緑地環境室長)
[インタビュー] 公園の使い方を開放するルールづくり
6 領域を再定義する ―新しい公民連携
立川市子ども未来センター ―市役所×まんがの幸せな関係
オガールプロジェクト ―PPPエージェントの日本モデル
ブルックリンブリッジパーク ―自力で稼ぐ、独立採算の公園
台東デザイナーズビレッジ ―廃校で起業を学ぶ
〈コラム5〉 健全な公共投資のくみ、BID/TIF
[インタビュー] 長谷川浩己(オンサイト計画設計事務所)
[インタビュー] オープンスペースのデザインからエリアを変える
7 “公共”を自分事にする ―パブリックシップ
西予市役所 ―オフィス改革から始まる行政改革
氷見市役所 ―世界初、体育館を活用した市役所
台東山海鐵馬道 ―再発見された、まちの裏側のポテンシャル
アブサロン教会 ―教会を現代的な公民館にバージョンアップ
〈妄想企画その7〉 硬直した公共資産を動かすローカルファイナンス
〈妄想企画その8〉 公共施設のポジティブな閉じ方
公共空間活用のための用語集
おわりに
購入や詳細な内容の確認は下記リンク先でできます。 『 公共R不動産のプロジェクトスタディ 公民連携のしくみとデザイン 』- (学芸出版社)