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セミナーのご紹介:『(全3回シリーズ)海外プロジェクトファイナンスの実務【基礎編】【応用編1】【応用編2】』の開催 (2017年10月06日、10月20日、11月10日)

2017.08.31 イベント・セミナー情報


㈱金融財務研究会
『 (全3回シリーズ)海外プロジェクトファイナンスの実務【基礎編】【応用編1】【応用編2】
』の開催

日程 : 2017年10月06日 (金)、10月20日(金)、11月10日(金)ともに13:30~16:30
会場 : 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
主催 :㈱金融財務研究会
講師 : 井上 義明 氏 (プロジェクトファイナンス研究所 代表 (元オーストラリア・ニュージーランド銀行本部長))
受講費 : 37,100円(二人目からは32,000円)※3回分一括で申し込むと
90,000円の特別料金となるようです!

東京都中央区日本橋茅場町1-10-8

〇講演趣旨

 日本企業による海外進出や海外投資が盛んになり、資金調達手段としてプロジェクトファイナンスが頻繁に利用されるようになりました。また、日本の金融機関は国内融資の成長鈍化およびマイナス金利の影響で海外融資に力を入れています。しかし、海外でのプロジェクトファイナンスは案件ごとにやや複雑なポイントがあり、ノウハウの蓄積には時間を要するのが現状です。

 そこで本セミナーは、各国において資源開発、プラント、発電、インフラ等の広範な案件を長年に亘って手掛けてきた実務経験豊富な講師が、海外プロジェクトファイナンスについて【基礎編】【応用編1】【応用編2】の3回シリーズでノウハウを惜しみなく徹底的に解説致します。

 シリーズ第1回目の【基礎編】では、最新の動向を踏まえつつ、プロジェクトファイナンスの意義、特徴、類型、沿革、関係者などを概観したうえで、具体的なリスク分析およびストラクチャリングの手法を実例に基づきながら詳細に分かり易く解説致します。

 シリーズ第2回目の【応用編1】では、まず、キャッシュフロー分析の手法を採り上げ、続いて組成プロセスの全体像を把握したうえで、プロジェクトファイナンスで頻繁に議論になる点、誤解されやすい点、不明確な点などを、具体的な実例を交えて多数採り上げ実務能力強化を目指します。

 シリーズ第3回目の【応用編2】では、まずプロジェクトファイナンスにおける輸出信用機関(ECA)の役割を実証的に検証し、実例に基づくカントリーリスク問題を採り上げる他、レンダーが取るリスク/取らないリスク、組成しやすい事業/しにくい事業、問題案件にはどのように対応するのかなど、プロジェクトファイナンスで頻繁に議論になる点、誤解されやすい点、不明確な点などを、具体的な実例を交えて多数採り上げ実務能力強化を目指します。

 未経験者や初任者の方には知識・知見を深めて頂き、経験者の方には知識・知見の整理や確認に役立つセミナーとなっております。

〇カリキュラム

【基礎編】(10月06日(金)13:30~16:30)

1.プロジェクトファイナンス概観
 (1) プロジェクトファイナンス(PF)市場(規模・変遷)
 (2) 邦銀/日本企業の取り組み
 (3) 意義、特徴、ライフサイクル、PFを利用する理由、類型
 (4) 沿革、関係者、デフォルト率、今後の展望

2.プロジェクトファイナンスのリスク分析とストラクチャリング
 (1) スポンサーリスク
 (2) 完工リスク
 (3) 埋蔵量リスク
 (4) 原料・燃料調達リスク
 (5) 操業リスク
 (6) 技術リスク
 (7) 販売リスク
 (8) 金利・為替リスク
 (9) キャッシュフローリスク
 (10) 環境リスク
 (11) 災害リスク
 (12) カントリー(政治)リスク

3.質疑応答


【応用編1】(10月20日(金)13:30~16:30)

 1.プロジェクトファイナンスのキャッシュフロー分析
 2.プロジェクトファイナンスの組成プロセス
 3.ノンリコースとオフバランス
 4.借入金の通貨
 5.DSCRの水準
 6.金利の固定化
 7.キャッシュフローコントロール
 8.完工をめぐる諸問題
 9.弱小ローカルスポンサーの問題
 10.質疑応答


【応用編2】(11月10日(金)13:30~16:30)

1.輸出信用機関(ECA)とプロジェクトファイナンス
2.実例に基づくカントリーリスクとプロジェクトファイナンス
3.レンダーの取るリスク、取らないリスク
 4.組成しやすい事業、組成しにくい事業
 5.金融危機とプロジェクトファイナンス
 6.問題案件への対応
 7.電力案件の特徴
 8.交通インフラ事業の難しさ
 9.石油価格変動リスク
 10.質疑応答


〇講師紹介

【井上 義明 氏】
 1984年富士銀行(現みずほフィナンシャルグループ)入行、90年プロジェクトファイナンス部。93年ニューヨーク支店融資課課長、96年ヒューストン支店プロジェクト&エネルギー課課長、2000年プロジェクトファイナンス部部長代理、同参事役を経て、05年国際協力銀行プロジェクトファイナンス部参事(出向)。06年オーストラリア・ニュージーランド銀行スペシャライズドファイナンス・ジャパン本部長。17年プロジェクトファイナンス研究所代表。現職ではプロジェクトファイナンスや海外ファイナンスにつき執筆、講演、研修、コンサルティング等に従事。
 英検1級(優良賞)。企業研修等講師歴多数。早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。

【著書】 
『実践プロジェクトファイナンス』(日経BP社、2011年6月)
『LNG(液化天然ガス)プロジェクトファイナンス』(金融財政事情研究会、2015年1月) 

【論文】
【レポート】(全4回)なぜ交通インフラ事業にプロジェクトファイナンスは難しいのかー第1回
【レポート】(全6回)輸出信用機関(ECA)とプロジェクトファイナンスー第1回

申込や詳細な内容の確認は下記リンク先でできます。
海外プロジェクトファイナンスの実務【基礎編】~概観・リスク分析とストラクチャリング~ 』のご案内
・『 海外プロジェクトファイナンスの実務【応用編1】~キャッシュフロー分析、組成プロセスなど実務能力強化のポイント~ 』のご案内
・『 海外プロジェクトファイナンスの実務【応用編2】~輸出信用機関(ECA)の役割、カントリーリスク問題など実務能力強化のポイント~ 』のご案内

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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