2026.03.01
【開発】コスモエネルギーHD、サービスステーション跡地を活用した蓄電所を開発 長崎県松浦市と宮城県仙台市で
2026.03.01 事業参画・売買レポート
2026年2月25日、コスモエネルギーホールディングス株式会社(以下、「コスモエネルギーHD」)は長崎県松浦市と宮城県仙台市の2拠点において、コスモ石油マーケティング株式会社が管理するサービスステーション跡地を活用した高圧系統用蓄電所の建設に着手することを発表した。
長崎県松浦市の蓄電所は株式会社パワーエックス社の蓄電池を採用し、2027年度下期に運転開始となる予定だ。出力は約2MW、蓄電池容量は約8MWh。2025年12月25日に経済産業省・資源エネルギー庁の「令和7年度再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金」に採択されている。
宮城県仙台市の蓄電所は2027年度下期に運転開始が予定されているが現時点では採用蓄電池は決まっていない。こちらも出力は約2MW、蓄電池容量は約8MWhとなる予定。
2つの蓄電所では卸電力市場だけでなく、需給調整市場や容量市場における取引が計画されており、コスモエネルギーHDのグループ企業コスモエネルギーソリューションズ株式会社が取引業務を行う。
コスモエネルギーHDは第7次連結中期経営計画において「グリーン電力サプライチェーン強化(再エネ発電~需給調整・蓄電~グリーン電力販売によるグリーン電力の価値の最大化)」を掲げている。これまでに三重県四日市市や埼玉県幸手市、愛知県長久手市、大阪府東大阪市で蓄電池の実証を行っており、蓄電池の充放電制御を最適化する自社エネルギーマネジメントシステムの構築や当該システムを活用した電力市場取引の最適化など、系統用蓄電池の運用ノウハウを蓄積させている。今後も系統用蓄電所や再生可能エネルギー併設蓄電池の開発・運用を継続的に検討していく方針だ。
*アイキャッチ Unsplashの🇻🇪 Jose G. Ortega Castro 🇲🇽が撮影した写真
【情報ソース】
・サービスステーション跡地を活用した高圧系統用蓄電所の建設に着手~松浦市、仙台市の2拠点で計約4MW、2027年度より順次運転開始へ~、2026年2月25日、コスモエネルギーホールディングス株式会社(*コスモ石油マーケティング株式会社との共同リリース)
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