【稼働】ユーラスエナジーHD、豪州の風力・太陽光・蓄電池のハイブリッド発電所が商業運転開始

2024.05.30 事業参画・売買レポート


 2024年5月29日、株式会社ユーラスエナジーホールディングス(以下、「ユーラスエナジーHD」)はオーストラリアの風力発電事業者Windlab Development社と共同で開発を進めていたハイブリッド発電所「Kennedy Energy Park」が完成し、2024年5月22日より商業運転を開始したことを発表した。

 当該発電所は豪州クイーンズランド州北西部のヒューゲンデン近郊に開発された風力、太陽光、蓄電池が併設されたハイブリッド発電所だ。

 発電規模は風力発電部分で43,200kW、太陽光発電部分で15,000kW(AC)、蓄電設備で2,000kWとなっている。Vestas社の3,600kWの風車12基、Jinko Solar社の太陽光パネル55,680枚、Tesla Powerpack/Tesla社製の蓄電池(蓄電容量は4,000kWh)が使用されている。

 当該事発電所は夜間に風が強く、昼間は弱まる傾向があるが、風力発電と太陽光発電によるハイブリッド型となっていることで天候、或いは昼夜間での発電量の変動を抑えることが可能だ。加えて、蓄電設備も活用することで安定的に電力供給ができる事業となっている。発電した電力はクイーンズランド州政府系の発電会社CS Energy社へ売電する。

 事業への出資比率はが50%、Windlab Development社が50%となっている。

*アイキャッチ 出典:株式会社ユーラスエナジーホールディングス

【情報ソース】
オーストラリア「Kennedy Energy Park」営業運転開始~当社グループ初の風力・太陽光・蓄電池のハイブリッド発電所完成~、2024年05月29日、株式会社ユーラスエナジーホールディングス

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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